青蔵鉄道(成都〜ラサ) 2007 Qinghai-Tibet Railway

青蔵鉄道(青海チベット鉄道)旅行編...成都&ラサ


はじめに ―出発まで―

2006年7月1日に中国青海省西寧とチベット自治区のラサ(拉薩)を結ぶ
『青蔵鉄道(青海チベット鉄道・青蔵鉄路)』が全線開通し、
そのニュースは日本でも大きく報じられました。開通当初から大人気でチケットがなかなか取れなかったそうです。
元々チベットに興味があったのでそういったニュースを見る度に「乗ってみたいなぁ」と憧れていた私、
2007年の正月にNHKで放送された特番を見て、その美しい車窓の光景に思いは更に高まっていきました。

2004年の秋にペルーとボリビアを旅して以来長らく自由な旅から縁遠くなってしまい、
そろそろ我慢も限界になってきた2007年2月末ごろのことでした。
「チベット鉄道に乗ってラサに行く!」と心に決めてネットでチケット入手法などを調べていると
四川省の成都の有名な宿(日本人経営)が成都-ラサの列車の切符を手配してくれているという情報があり、
早速カレンダーとにらめっこして自分が仕事休めそうな日取りをチェックして
上司に休みの許可も取る前にさっさとチケットの手配を申し込んでしまいました。

ところが、その成都の宿からのメールによれば、この時期は2月の旧正月明け後ということもあってか
なかなか希望のチケットが入手出来ずにいて、現地でも混乱しているという事でした。
とにかく予約金を振り込んであとは祈るのみ…。
もし切符が取れなかったら飛行機に変えるかとも聞かれましたが、今回の旅行は目的が「青蔵鉄道で行く」ことなので
チケットが入手出来なかった場合は今回は全て諦めて別の機会に再チャレンジすると決めていました。
西寧-ラサ間の
最高地点が海抜5072m、平均海抜も約4500mあるという、あの雄大な景色が見たいんだから。

3月5日、成都の宿からメールが届きました。「おめでとうございます!」と!!
3/22の成都-ラサ(T22次)、軟臥(一等寝台)の下段ベッドの切符が入手できました。3/31のラサ-成都の飛行機も。
そして3/20〜4/1の関空-成都の航空券も確定し、今回の旅行は無事決定という事になりました。
上司には事後報告っていうか「チケット取れましたので行ってきます」と既成事実でむりやり突破。

そんなこんなしているとあっという間に出発の日が。
ギリギリまで仕事に追われていたので買っていたガイドブックをじっくり読んだりネットで情報調べたり
する時間がほとんど取れないままに旅立ってしまいました。まぁ何とかなるやろ〜。
一応、ペルー&ボリビア旅行の時と同じく高山病予防の薬ダイアモックスは用意しておきました。

成都に着いたら何よりもまずはパンダ!!実は私はパンダが大・大好きなのです(笑)
成都郊外の『パンダ繁育研究基地』でパンダちゃんとご対面の予定。噂の赤ちゃんパンダは……?
そして今回のメインイベント、チベット鉄道乗車!
憧れの列車に乗ってももし天気が良くないと最悪だし、同じ部屋にはどんな人達と一緒になるのか心配。
どのような48時間(車内2泊3日)の列車の旅になるのでしょう。
また、ラサではどのような光景や出会いが私を待っているのでしょう?

青蔵鉄道(成都〜ラサ)

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因智喜旅遊 チベット旅行編 出発 ゲート

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<この旅行で訪れた場所と世界遺産
成都(成都大熊猫繁育研究基地・黄龍渓)、
ラサ(
ポタラ宮ジョカン・バルコル・デプン寺・ネチュン寺・セラ寺 他)、タクツェ(ガンデン寺)、ヤムドク湖



因智喜旅遊 チベット鉄道旅行編(成都〜ラサ)


ちなみに…。
以前と違って今の仕事は土日や祝日を挟んで無理矢理休みを取っても2週間が限界です。
一般的な会社勤めでは2週間でもかなり贅沢な方だと分かってはいるのですが、
かつて気ままに1ヶ月や50日程度の旅とか当たり前だった自分にはやはり厳しいものがあります。
今回は列車で2泊3日かかるのでチベット滞在は1週間しかありません。
ちょっと無理をすればラサ以外の町(シガツェ、ギャンツェ辺りとか)にも行けたかもしれませんが、
移動で時間取られてバタバタしたりしてどれもが中途半端になってしまうのを危惧したため
思いきってラサとその周辺だけを見ることにしました。
(今思えばやっぱり他も行きゃ良かったかな〜とも…情報収集不足で失敗でした。いつかリベンジ!?)

もうひとつ。青蔵鉄道に関しては、“チベット問題”の観点から見るといろいろと思う所があるのが事実です。
ただでさえ「近年ラサもすっかり中華化してしまった」という声も多く聞かれているのが
この鉄道開通で更にそれが加速してしまうのは目に見えているし…。
知人で「そんなチベットを見たくないからもう僕は行かない」と断言した人もいます。
青蔵鉄道が中華化に一層拍車をかけると憂慮しながらもそれに乗って行ってしまった自分なので矛盾してるしエラそうな事は言えません。
ただ私としては、いち旅人として率直に「行ってみたい、見てみたい!」と思ったから行きました。
たとえ短期旅行で上っ面なものだけであっても、その国の「今」を自分なりに感じたい。それが私の旅の原動力です。


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