天路を駆け抜けて 2    ナクチュ駅に到着

しばらくすると『那曲(ナクチュ)』駅に到着、列車が停止した。
ここでとうとうドアが開き、外の空気を吸うことが出来た。
ここでホームに降りられると知っていたので、ドアが開くと同時に飛び降りて駅名の看板を写真に収めた。
停車時間が短いから写真撮るなら急がないといけないとどこかで読んでいたからうまくいったが、
予想以上に停車時間は短く、ろくに深呼吸も出来ないうちに車内に戻れと言われてしまった。
あっと言う間だったけど、その空気の薄さや空気の冷たさに「チベット高原に自分の足で足った!」と
実感できたし感慨深いものがあった。この息苦しさは南米で経験していたから感激と共に懐かしさも込み上げてきた。
ナクチュの駅の周りに家など全然見当たらなかったが、後で本で読むと駅から離れた町はけっこう大きいらしい。