土色の村々    照れ屋さん

かわいい男の子が窓から顔を出していた。大きなパンか何かを持って嬉しそう。
目がクリクリしてるし、きっとウイグル族の子なんだろう。
周りの人達もウイグル人のようだった。一気に9年前のシルクロード旅行が心に蘇ってきた。
あの旅でも同じ車両になった人達からいっぱい食べ物とかもらったり筆談したり、楽しかったなぁ。
この坊やもとってもキュートでかわいいのに、カメラ向けると恥ずかしがってすぐ窓から隠れてしまう。
でも私にはデジカメ最大の利点を活かした『液晶モニタ見せ作戦』があるのだ!
ホームを横切って坊やの列車まで近付き、「ほら見て」と液晶モニタに映った彼の姿を見せた。
もちろん大喜び!
で、喜ばせてもっと撮らせてもらう作戦。大成功(笑)
尤もこれはデジカメが身近ではない途上国の人達向けに限定される作戦だけど、成功率は非常に高い。
坊やも見せた後は積極的に撮らせてくれた。でもまだちょっと照れてるところが更に可愛かった。
意外とホームが暗くてぶれてしまったのがちょっと惜しいけど、お気に入りのひとつになった。