土色の村々    静かに日が落ちて

夜7時を過ぎてようやく日が落ちてきて、ほぼ暗くなったのは8時ごろ。
雄大・壮大な夕焼けを期待していたけど、地味で静かな夕陽だった。

外が暗くなってしまうと後はご飯食べて本読んだりゴロゴロする以外にすることはない。
何かのきっかけで3人家族との会話が始まった。
会話するのは主に母と娘で、寡黙なお父さんはほぼ聞いてるだけだったんだけど。
会話と言っても共通の言葉はないので私のガイドブックを見せて指差しコミュニケーション。
まず、3人は漢民族ではなくチベット族とのことだった。目が大きいしそうかなと思って聞いたらその通りだった。
ガイドブックにはチベットの景色や建物の写真やチベット料理の写真なんかも載ってるので
そういうのを見せるととても喜んでいた。観光地の写真見て「ここはいいよ!」とアドバイスもらったり
和気あいあいと夜のひとときを楽しく過ごすことが出来た。
最初に列車に乗った時の不安はもうすっかり消えていた。

夜10時頃、気が付くともう随分空気が薄くなってきているようだ。3人家族はベッドに入っていった。
窓の外には星と三日月。満天の星空ではなかったけどね。夜行列車って旅ゴコロくすぐるのには最適だ。
ただ…、某国人団体は夜になっても相変わらず大騒ぎ。
音漏れに注意しつつiPodの音量をできるだけ上げてガマンした。
今回の旅用にセレクトした曲のプレイリストを流しながら、線路に揺られつつ私も眠りについた。
明日は晴天に恵まれますように…。