民家訪問     パンチェン・ラマと胡錦濤



その喫茶店の中。
壁にはパンチェン・ラマの額と胡錦濤のポスターが…。
ダライ・ラマ14世の写真を所有しているだけで逮捕されるチベット自治区。
おおっぴらに「ダライ・ラマ」と口にするだけでも逮捕されてしまうという。
私は遭遇しなかったが、中国国内のチベット圏を旅していると、チベット人からこっそりと
「ダライ・ラマの写真があったらくれないか」と言われたりもするという話をネットで何度か目にした。
ここに飾られているパンチェン・ラマ11世は中国政府が独自に決めた人物で、
ダライ・ラマが指名したパンチェン・ラマ11世はその3日後に両親とともに行方不明になってしまっている。
ポスターの方は、
胡錦濤国家主席がチベットの民族衣装を着た人たちから歓迎を受けている、という図柄。
無理矢理貼っているのか、もしくはこの喫茶店の主が共産党員なのか…。
私は「パンチェン・ラマの額の後ろとかにダライ・ラマの写真がこっそり隠されていたりして」などと
勝手な想像をしながら眺めていた。