爽風のごとく 〜ガンデン寺     ラサビールとバター茶

宿に戻り少し休憩してから晩ご飯に出かけた。
私と同じく成都のシムズからチベット鉄道に乗って昨日やってきた女の子2人も一緒になって、
5人でちょっと高級そうなチベット料理レストランへ。
女の子のうちの1人はシムズで一度出会っていて、夜に長々とお喋りしていた子だったから
思わぬ再会でビックリしたけどすごく嬉しかった。同い年のバリバリ関西人だったし(笑)
その子はニックネームの「ハイジ」に一見似合わない(失礼!!)ようなキャラだったけど、
明るく世話好きで気のイイ姐御肌で、彼女がいると常に笑い声が絶えないステキな女性。
もう1人は珍しい女性の『鉄ちゃん』(鉄道マニア)大学生でおっとりとしているがなかなか根性のある子。
しかもその子、マナちゃんは超ド短期滞在で明日にはもうラサを出るという。
そんな子たちとチベット料理を賑やかに食べた。

ラサビールは一口いただいただけだが味が薄く青島ビールのような感じだった。
そして初めてのバター茶!!これを飲まずしてチベットに来たとは言えないだろう。
お茶にバターと塩を入れたものという予備知識は持っていたが、初めて飲んだそのお味は…
もろに溶かしバターを飲んでいる感じで、思った以上に強烈だった!
お茶の味など殆どしない。とにかく溶かしバター味。うぅ〜これはキツい。
スープだと思えば飲めないことはないと他の子は言っていたけど、私にはかなり辛いものがあった。
飲みづらいからしばらく放置していると、バターが分離して余計に見た目にも気持ち悪くなるので
熱いうちにグビッと飲んでしまった方が良いようだった。
チベット料理の代表格といえば、『ツァンパ』だ。
大麦を煎って粉末にしたもので、いわゆるはったい粉と同じようなもの。チベット人の主食だそうだ。
どうやって食べるのかと思っていると小山さんが食べ方を教えてくれた。
ツァンパにバター茶を少量入れてコネコネと粘土状にして食べる。
これもお世辞にも美味しいとは言えなかった。砂糖をまぶしておやつみたいにして食べると幾分マシになったけど。
でも毎日中華とかツーリスト向けの西洋料理レストランとかじゃもったいないので
チベット料理をいただく機会を持ててよかった。良い経験ができた。
1人で食べると余計につらいものがあるけど、みんなでワイワイ言いつつだったので楽しく食べることができた。
こうしてバター茶で口がドロドロになりつつお喋りをして夜はふけていった…。