大地を駆け抜けて    ラパスだ!

少し日が傾いてきた頃、いよいよラパスの町並みが見えてきた。
山肌にもびっしり家々が連なっているさまは圧巻で、これまでと全く違う光景にビックリ。

私たちはラパスに着いたらそのまま泊まらずにバスを乗り換えて
夜行でスクレという町に向かうという強行スケジュールを予定していた。
事前情報によれば、このツーリストバスは終点がバスターミナルではなく、提携しているホテルの
前に到着することになっているらしい。問題なのはそこから市内の他の場所に行くために
タクシーに乗ると、それがいわゆる「タクシー強盗」である可能性が高いという噂だった。
それがものすごく不安だったのだが、たまたまバスの車掌が例の「提携しているホテル」とやらの
ビラを配り始めたので、「私たちはラパスに泊まらずそのままスクレに行くんだけど…」と
話し掛けてみると、いきなり車掌が運転手に何か告げてバスがその場に止まった。
なんだ?と驚いていると、「ここで降りてちょっと歩けばバスターミナルだからここで降りなさい」
という事らしい。よく分からないままに慌てて私とKさんはバスを降りた。
ええーちょっと歩けばっちゅうても…と言いつつ車掌が指差していた方向へ歩き出すと
ジモティっぽい人が歩いていたのでバスターミナルはどこですかと聞いてみた。
そしたらラッキーなことに、その人が一緒にバスターミナルまで歩いてくれた。
しかも思ったよりめっちゃすぐ近くで助かった。スクレ行の夜行バスもイイカンジにあってまたラッキー!

そんなわけで、車掌に話し掛けたタイミングが偶然にもドンピシャだったのが良かったようだった。
高速道路のような道だったから1分遅かったらもうバスの終点まで行かされてただろうし…。
タクシー強盗に遭ってたかどうか分からないけど、リスクをひとつ回避できたのは幸運だった。

さて、バスターミナルで1時間ちょっと休み、スクレ行のバスに乗り込んだ。
のんびり旅派の私にとってはかなりのキツさ。夜は冷え込むというし、大丈夫かなぁ。