遥かなる茜の空 リマ2     灯りがともり

空の高い所から次第に夜が近付いてきた。
本来なら旅の終わりの夜に寂しさで辛くなるところのはずだけど、もう切ない気持ちは吹っ切れていた。
茜の空の最後の余韻を、満たされた心でじっくりと味わうことができた。
こんなに短期間で駆け抜ける旅は本来の私らしくはない気はするけれど、
この充足感は短期戦だったからこその今までにない感覚だった。