ブハラ 〜色鮮やかオアシス古都    オアシスに舞う鳳凰

毎日いろんな出来事や出会いで充実したサマルカンドに別れを告げ、乗り合いタクシーでブハラへ向かった。
5年前は公共バスを使ったので非常に時間がかかった移動も今回は楽々・・・と思ったが
バスターミナル前でブハラ行きの乗り合いタクシーが捕まらない。ううむ、またバスしかないか?
しかし一緒に来てくれた日本語学校の学生君が人にいろいろ尋ねてくれて、一旦町中の違う場所に移動し
そこに行くとすぐにみつかった。と言っても直通ではなく途中で乗り換えが必要らしい。
でも学生君のお陰でバッチリ乗り換えも出来てブハラのターミナルに辿り着いた。さ〜て宿に向かおうかと
たむろってたタクシー運ちゃんと交渉していざ乗り込むと・・・ハッッ!!
カバンが一つ足りない!!!
途中の町からブハラ行きの乗り合いタクシーのトランクに入れたまますっかり忘れてしまったんやー!
しかもそのカバンには大事なスザニが入ってる・・・うわ〜〜どないしよう!一人で大騒ぎを始めたら
タクの運ちゃんが察してくれて、おろおろするアタシをなだめつつ「乗り合いだから、同じルートを走るから
またすぐに戻ってくるはず。このままここで待ってなさい」と言ってくれた。
それでも自分の不注意さとスザニの心配でイライラするやら情けないやら。ここまでがあまりに順調で
楽しっぱなしだったから気持ちが弛んでいたんだ・・・とほほほ。
何十分待っただろうか、すっかり落ち込んでいたところにさっきの乗り合いが帰ってきた。
すぐさまトランクを開けてもらうと、あった!良かった!!運転手もわざと荷物を降ろさなかった訳じゃなく
単に忘れていただけだった。とにかくホッとした〜〜。今後は気を引き締めなければ。

そんなわけでちょっと時間ロスしたが目星つけてた宿にも無事チェックインし、チャイで一息ついた。
宿はブハラ旧市街の中心にある「ラビ・ハウズ」という池のすぐ近くなので早速お散歩に。
観光客や地元のおじいちゃん達がくつろぐ池のほとりには美しいマドラサが2つ建っている。
その一つ、このナディル・ディワンベキ・マドラサは、偶像崇拝を否定するイスラムには珍しい
鳳凰のような鳥と人間の顔をした太陽が鮮やかに装飾されている。
爽やかに吹き抜けるオアシスの風、池の周りの木々のさざめき、どこまでも蒼い空・・・
今にもタイル壁から飛び出して大空を羽ばたいてゆきそうだ。