砂漠へ・・・(シェビ砂丘)


フェズから夜行バスで一路砂漠地方を目指しました。砂漠の起点の町エルフードへ・・・。
途中休憩で寄った食堂でバスの運ちゃんと一緒に食事をしていると、運ちゃんおもむろに一枚の名刺を出してきました。
何かと思えば日本人経営の某レストランの名刺でした。
なんや、運ちゃんは客引きも兼ねていたのです(笑)
しかもエルフードのバス降り場でなくその「某レストラン」の前にバスを止めて「ここで降りろ」などと言う!
ゴーインすぎるで運ちゃん・・・。
バスで一緒だった日本人男性と私は、エルフードで一泊する気はなく、
その日のうちに砂漠ホテルに行こうと考えていました。フェズでガイドブックで目を付けていた宿に電話したとき、
エルフードに着いたら訪ねてきてと、とあるレストランを指定されていました。同経営らしい。
早速そこを訪ねると、私たちは
もう心は砂漠・・・!!
しか〜〜しそうはいかなかった(笑)

ガイドブックには宿の料金などは載っていたけど、宿の兄ちゃんはエルフードから砂漠ホテルまでの送迎をはじめ、
宿代(2泊)、食事代(砂漠なので食べるところがない)、ラクダツアー代などの値段交渉に突入!
かなり時間をかけて交渉し、なんとか成立。私たちがかなり折れた・・・兄ちゃんの方がウワテでした。
そしてとうとう私たちは4駆に乗って
砂漠ホテルへ!!もう揺れる揺れる、超ハード。暑さもスゴイ。
ぐったりしてきた頃ホテルに到着〜。なんか要塞みたいでカッコエエ!などと喜んだのはつかの間、
通された部屋を見てがく然・・・窓ガラスが割れてて砂は入り放題。そして部屋中ハエまみれ!!!
仕方ない、ここは砂漠。と自分に言い聞かせる私。しかし何なのこのハエの数!?

外は溶けそうなほど暑いので、夕方を待って砂丘を登ってみました。ホテルの目の前はもう砂丘・・・。
よくTVや写真で見たような「風紋」が、ホントに芸術のように美しい陰影をつけてました。
すごい!すごすぎる!!この砂の感触。ウズベクの砂漠とはまた違う、
これがサハラかっ!!!
ここまで大変なことも多かったけど、ここに来れてホンマに幸せやーーーー。
嬉しそうに転げ回ったり写真撮ったりしてるうちにすぐ夜になりました。夜は太鼓パーティーでした。

今回、2泊取って本当に良かったです。というのは、砂漠なのに天気が良くなかったからです。
1泊目は曇りで、夕陽も星もほとんど見られなかったので、もし1泊だけの予定だったらかなり
ショックだったと思います。幸い2泊目は快晴で、素晴らしい夕陽に星に日の出が見られました!
それにしても困ったのがハエでした。
暑くて仕方ないのに布団を頭まですっぽり被り、それでも
ブンブンブンブンブンブンブン〜〜!
食事時も、食べるよりもハエを除けるのが大変。ジャムの入った皿がハエで真っ黒に・・・ひぃぃ!!
ここに長く滞在してるらしいパッカーはもうすっかり慣れた様子で、びくともしてなかったのが
すごく印象的でした。アタシはまだまだ精進が足らないんか!?でもイヤなもんはイヤ。

この世と思えない程美しい造形の砂丘。指の間をすべり抜ける形容しがたい感触の砂・・・。
今でもそんな美しい思い出に浸っていても、ふとあの
ハエ地獄の記憶が甦ると背筋が寒くなります。
なのに砂漠に行った他の人と話をしても、そんなハエ地獄は無かったとみんな言います。どーして?
どうやら、季節的なものがあるらしいです。時期が悪かった〜(笑)今は笑えるけどさ・・・。
とにかく、いろんな意味でスゴカッタ、私の砂漠体験でした。


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