サマルカンドの小学校

サマルカンドに着いた日の夕方、町を歩いているとドンジャカと民族音楽の音が聞こえてきました。
それはあるレストランからの音でした。「カフェ」と書いているので
簡単な食事でも入っていいかな?でも生演奏の店だと高いかも・・・と思いながら
「いや、金ならある!」と思い切って入ってみました。
階段を上がると店のマネジャーらしきおじさんが立っていて「ひとり?日本人?今日は貸し切りなんだよ」
と言うので諦めようとしたら「何か食べたいのか?」と聞かれ、頷くとおいでと言って隅っこの席に案内されました。
そのテーブルには数人の男が座っていました。
「今日は"Teacher's Day"のお祝いだよ」と教えてもらいました。
そうか、みんなセンセイだったんや。食べて踊って盛り上がっていました。
私はピラフとチャイを注文しただけなのに頼んでいないサラダや果物も運ばれてヤバイかもと思いましたが、
楽しいから多少高くついてもええかー(良く無いけど!)と思っていました。

マネジャーらしき人物は少し英語が話せたのでみんなからの質問の通訳をしていました。
ウズベキスタンでは日本はまるで夢の国のように思われているようでした。
物価など、お金に関する質問がやはり多かったです。月に何ドル稼ぐか、とか。

そのうち宴会も終わり、そろそろ解散し始めたので私も席を立ちました。
支払いをしようとしたら、
「いらない、いらない」と言ってさらにおみやげにと
果物やお菓子をカバンに詰め込まれました。お言葉に甘えて頂戴し、外に出ると
マネジャーが「良かったら今度学校へ見学に来ないか?こどもたちと写真撮ったり出来るし・・・。
私は校長だから
「ええ〜〜っ!?!?」

いやあ驚いた。店のマネジャーと思い込んでいたら校長先生だったのです。
嬉しい申し出に二つ返事で答え、メモ帳に学校の住所と校長の名前を書いてもらい、日時の約束をしました。
生演奏につられて学校訪問ができるとは!その日が楽しみ。

約束の日時に行くと、校長はまだ出勤していなかった。
しかしあの日私を見た先生が何人かいたので迎え入れてもらえました。
チャイを飲みながら校長を待っているとやっと出勤してきたのに忙しそうであまり相手にされず、私はチャイばかり飲んでいました。
でも昼ご飯は一緒に食べました。校長と学食のおじさん、もう1人の男の人と3人で
厨房の片隅に隠れて昼間っから
ウオッカをお茶碗でガブガブ飲んでいた!(笑)
しかしそこでもゆっくりはできずすぐに用事で呼びに来られ、ブツブツ文句言いつつ戻る校長はお茶目でした。

<2008追記>

5年後のウズベク旅行でこのお茶目な校長に再会すべく、同じ学校を訪れました!
その顛末は…、2003中央アジア編(ウズベキスタン&キルギス)をご覧下さい。



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