永遠の都 ローマ

永遠の都、ローマ・・・。
今回フィレンツェを中心とするルネサンス美術に触れる目的の旅だったので、
ローマはそれ程重要ではなかったけどヴァチカンにはミケランジェロの「システィーナ礼拝堂」や
ラファエロの「署名の間」をはじめとしたルネサンスの至宝が数多くあるので大変楽しみにしていました。

朝早く雨の中行列を作って待ち、やっとの思いで入れました。
内部は道順があって一方通行になっていました。

古代エジプトの遺跡からの出土品など興味深いものが幾つかあったけど
やはりミケランジェロをはじめとするルネサンス絵画が素晴らしく、
特にシスティーナ礼拝堂は人・人・人・・・!
フラッシュたいて写真を撮る人も多く、係員は「No Flash !!」と叫んでいました。
「絵画館Pinacoteca」も私はとても良かったです。
フィレンツェで知り合った女の子は古い絵には興味がなく、現代美術のコーナーが良かったと言っていました。

好みは人それぞれ。自分の好きな物を見ればいい。
たまに趣味と違うのを見てハッとすることもあるのがまた面白いですよね。
旅をしていると、多様な価値観に触れられて物事を広い視野で見られるようになってきます。

当たり前のことだけど、たくさんの国に行ったからスゴイとか、長い間滞在したからエライとかは、全然関係ありません。
長く旅しても何も見えない人もいるでしょう。要は
「ココロ」が旅をしないといけないのです。
仕事や家庭の都合などで長期旅行に行けない人だってたくさんいると思います。
短いパックツアーだって、深く旅することはできるはずです。難しいけど。
常に感動する気持ちを忘れないでいたいものです。

イタリア最後の日。
ずっと雨が降ったり止んだりだったのが、夕方トラステヴェレを歩いていたら西の空が明るくなっていて、
私がいるところはまだ雨がポツポツ降っているのに遠くはきれいな夕焼けで、不思議な感じでした。

でもその光景は、今は辛いことなど色々あっても、いつかは明るい光が射してくるんじゃないかと思わせ、
私を感傷的にさせました。最後の夜はトラステヴェレのおいしいピッツァを食べて別れを惜しみました。

出発の朝、空港行きの列車に乗るためテルミニ駅に行くと、国鉄がストライキ!!

めっちゃ焦って、同じく空港に向かうらしい人3人と、タクシーを拾って空港へ飛ばしました。
同乗したアメリカ人女性はしきりに
「これだからイタリアはっ」と怒りまくりでした。
彼女は私に、アリタリア航空もストかもよ!と言い、
ほんまや、そうやったらどないしよ〜、とドキドキでした。
でもどうにか飛行機はストしていなくて一安心でした。搭乗時間にも間に合いました。
昨日のセンチな気分は何処へやら・・・まあえっか、インチキツアーらしいわ(笑)

アリタリア航空の関空行きに無事搭乗したら、オーバーブッキングの席があって

その席の人に代わってツアコンさんが乗務員にイタリア語でまくし立てていました。
どうにかして一人が違う席に移動して解決しましたが、そのツアコンはやたら
「これやからアリタリアは!!」と大声で言いまくっていました。
さっきのタクシーのアメリカ人とまるで同じように。

「これだからイタリアは!...でもまあしょうがないか」で済んでしまえるのって、すごいトクな事ですね。
たまにそういうトクな性格のひとがいます。

「ナントカちゃんって、ほんましゃーないなあ!」で済んでしまう。
ルーズで失敗なんかが多くても何だか憎めないって人です。
イタリアはそんなイメージそのものでしょう。
いえ、イタリア人全員がルーズだというのでは決してありません。
ただ時間に追われる日本人とは随分違うのは確か。
おちゃめでおおらかな国。ここで日本流を出すのは無粋ってなもんですよねぇ?


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