1998年10月


 10月28日(水)『 OS/2 MAGAZINE 』

 メーリング・リストや、宇野さんのホームページ等で既に知ってはおりましたが、実際に自分の目で見るまでは信じたくなかったというのがOS/2 MAGAZINE誌の休刊の話題。筆者のOS/2ライフとは二人三脚の雑誌だっただけに寂しいです。
 今思うと、OS/2 MAGAZINE誌の創刊号を購入した時は、まだOS/2を触ったことがなかったんですよね〜。誌面を見ながらいろいろと想像していました(Install用のパーティションはちゃんと準備していました(^^; )。実に寂しいです・・・。
 今年に入って、自宅からインターネットや、Nifty Serveにアクセスできるようになったので必用性は減って来ましたが、同誌とOS/2 WORLD誌(の付録CD-ROM)があってこそ充実したOS/2ライフが送れたのです。
 欧米ではともかく、日本ではまだまだ活字媒体が力を持っているので、ますますOS/2が崖っぷちに立ったとの印象があるかもしれませんが、追い風のWindowsの傘に下にいた、WINDOWS MAGAZINEや、月刊 The WINDOWSでさえ既に休刊に追い込まれているのですから、大往生といえるでしょう(^^;
 何はともあれ、スタッフの皆さんはご苦労様でした。復活した『 OH! X 』の様に、再び再会できる日が来ることを心から祈っております!

# 結局、OS/2 MAGAZINEを地元では入手できなかった・・・。
# 会社休んで都内まで買いに行っちまったじぇ(^^;


 10月26日(月)『 2000年問題 』

 最近では国営放送のTVニュースや、一般の新聞等でも取り上げられている2000年問題。
 筆者の勤める会社でも、関係部門は大変なようです。

 チャランポランな対応しかしない腐れMicrosoft社はともかく、僕等の勇者OS(ナニソレ?)OS/2 Warpに関してはFixPakの方で既に対応済みの様です(妖しいとの噂も聞きますが・・・)。それも、最新版であるV4だけでなく、Windows 95以前にリリースされたV3までも最新のFixPakを提供し続けているのですから頭が下がります(PC-DOSも、2000年対応版のPC-DOS 2000をリリースしていますしね!)。
 現在も世界中で使われているMS-DOSや、Windows 3.1、Windows NT Ver.3.51のユーザーはどうするんでしょうね(ところでWindows 95って既に対応済みなのか?)。
 えっOS側では既に対応済みで、各ソフト・メーカーが個別対応を行うだけですって?ウソはやめなさいっての!
 いつもながら不誠実(というより非常識)なMicrosoft社のドタバタを、対岸の火事と笑っていたら(実際にそれらのOSを一部プライベートで使用している関係で完全に笑い飛ばすことはできんのだが・・・)ある事に気が付いた。

 NEC版のOS/2 Warp V4ってFixPakが出てね〜じゃん!

 一応予備で準備している環境なので、対応していないからって致命的な問題が生じるわけではないんですが、『 98でもWarp 』な私としては、やはり何とかして欲しいですねぇ・・・。
 どうなのNECさん???


 10月25日(日)『 何でやねん! 』

 またしてもLibretto 70がご臨終なされた(泣)
 いつものように起動したら・・・

 Insert system disk in drive.
 Press any key when ready....

 2度とお目にかかりたくない、忌まわしいメッセージが出て固まっているでないの。復旧方法は前回で学びましたので、数分でリカバリーできましたけどね〜(パーティションテーブルが壊れてたみたい・・・)。
 前回は、ちょっと危険な強制終了が原因かと思っていたのだが、今回はキチンと終了させた記憶があるぞ・・・。そうなると、BootするOSの切り替えを行っている、SYSTEM COMMANDER4が原因なのか?メインのThinkPad 380EDで使用しているBoot Manager(IBM)はトラぶったことないぞ???


 10月24日(土)『 WIN-OS2 』

 わけあって(?)、久しぶりに40枚のフロッピー・ディスクをフォーマット&ディスク・コピーしました。面倒クサイったらありゃしない(笑)
 しかし、もっと面倒だったのが、コピーし終わった後のInstall作業。WIN-OS2に16BitのWindowsアプリ(Windows 3.1用のアプリケーション)を、Setupしようとしたのだけど、同じアプリをWindows 95にSetupした時よりもはるかに時間がかかった。
 そういうもんなんでしょうか?

 約3年10ヶ月のOS/2歴の中で、ほとんど使われなかった機能がWIN-OS2。元が"without WIN-OS2"のパッケージのみがリリースのNEC版のOS/2ユーザーな関係で、使い勝手の悪い代物という認識しかなかったんです。もちろんNEC版のWindows 3.1を購入すればWIN-OS2セッションは利用可なんだけど、なんかイマイチだったのね〜!
 ネイティヴのアプリを買い集めてからは、DOSセッションもWIN-OS2セッションもほとんど使わなくなりました・・・。
 そんなわけで、AT互換機に移行後もWIN-OS2は使わずにいたんだけどこれが大きな間違い。必要に迫られて使って見たら、結構使えるじゃない(苦笑)。それ以降、押し入れの奥で眠るWindows 3.1用アプリが続々と復活しました。
 しかし、世には2000年問題というけったいな障害が存在します。その辺りを割り切ればとりあえず使い続けることはできるか・・・。
 最近では、WIN-OS2のセッションだけでなく、DOSセッションも使ってます。半分はノスタルジーなんですが(苦笑)、ネイティヴ・アプリの弱点を補うために積極的に活用しています。

 しかし、プログラム・マネージャに登録されたアプリを見て、博物館か骨董品みたいだな〜などと思ったりもしますね・・・(^^;


 10月19日(月)『 ファースト・コンタクト? 』

 私は今まで自分以外のOS/2 Warpのユーザーに直接会ったことはない(道で偶然すれ違ったとしてもわかるわけがない!)。いくつかある趣味の中で、一度も語り合う仲間に出会ったことがないのが(語り合った経験のない趣味が)OS/2関連というわけである。
 そんな孤独な日々を送る私であるが(?)、二日遅れでOS/2 MAGAZINEを買いに八王子駅前の某・大手書店に足を運んだ際、意外な光景を目にした。
 先月に発売された、OS/2 World誌を立ち読みしている人に出会ったのだ!

 こんなカルトな雑誌(OS/2 MAGAZINEも含む)を読んでいる人間に遭遇するなんて、我が人生で最初で最後かもしれない。声をかけようか迷ったのだが、葛藤している間に同誌を置いて何処かへ立ち去ってしまった・・・。
 ま、あとで冷静になって考えれば、本当に熱心なユーザーなら発売直後にとっとと購入しているはずだから、立ち読みなんてしないはずですけど・・・。

 ファースト・コンタクトに失敗したが、いつの日にか本物のOS/2ユーザーに出会うかもしれない・・・。
 その日が来ることを気長に待つことにしよう(^^;

# 結局OS/2 MAGAZINEは、某・書店では見つかりませんでした。


 10月13日(火)『 ノスタルジー(?) 』

 その昔(といってもほんの数年前)、DOSのアプリケーションが主流だった頃は購入するソフトのパッケージを入念にチェックする必要があった(ゲームだけか?)。
 国内標準(?)だったPC-98x1シリーズや、徐々に表街道を歩みはじめたAT互換機(DOS/V)の他に、FM TOWNS版やX68000シリーズも生き延びていたからである。大手のショップであれば、機種別にコーナーが設けられていたので買い間違える心配はほとんどなかったが、中小のショップでは区切りが今ひとつ不明確なために、レジに行くまでに何度も確認した記憶がある。もちろんショップ側でも会計前に購入ソフトの機種を確認するのが当たり前だった(何度か間違えて、FM TOWNS版や、X68000用のソフトを購入しそうになって驚いたことがある(^^; )。
 その後Windows 3.1の時代になると、PC-98x1シリーズ版か、AT互換機版かをチェックするだけで良くなった。
 AT互換機でも、1.25MBに対応したフロッピー・ドライヴを持っていればPC-98x1シリーズ版のソフトが、PC-98x1シリーズでも、1.44MBに対応したフロッピー・ドライヴを持っていればAT互換機版のソフトがInstallがほぼ可能だった。互換機に移行した現在Win-OS/2セッションでPC-98x1版のWindows 3.1アプリが利用できて重宝している(^^;
 時間がもう少し流れて、Windows 3.1の後期からWindows 95の時代になると、ソフトの媒体がCD-ROMになりWindowsであればハードウェアはほとんど気にしなくなった。
 レジでメディアの確認をされることがなくなってしまった・・・。
 そういえば数年前、店頭でOS/2版のパッケージ・ソフトを購入しようとすると、必ず確認されたな(^^;

 月日は流れ・・・現在(^^)/
 先日、某・ヨドバシカメラ八王子店(どこが某じゃ(^^; )で、VisualAge for Javaを購入した。会計を済ませ、店員がパッケージを袋に詰めようとした際に突然慌てはじめた。

 「こ、こちらの商品はWindowsには対応しておりませんが・・・」

 VisualAge for JavaはIBMからリリースされている製品である関係からか(?)、対応するOSの欄は、Windows 95や、Windows NTよりも、OS/2 Warp(& OS/2 Warp Server)が先に記載されている。上の部分だけ見た店員は、筆者が間違えてWindows非対応のソフトを購入しようとしていると勘違いして警告を発しようとしたらしい・・・。

 「何じゃいコラ!オレは、誇り高き(?)OS/2ユーザーなんだぜ!Windows上では、死んでもそのアプリを動かさね〜ぞ。それとも何か文句あるんか!?」

 と担架切ってやろうと身構える筆者(^^;
 しかし、次の瞬間店員は・・・

 「あ、申し訳ありません。こちらのソフトはWindows対応ですね・・・」

 ・・・と勝手に自己完結してしまわれた(苦笑)
 今でもちゃんと対応機種やOSをチェックしている店員がいることに懐かしさをおぼえると共に、マイナーなOSを愛してしまった自分の悲しき運命を再確認してしまった・・・(泣)


 10月11日(日)『 Libretto 70殉職? 』

 Libretto 70のハード・ディスクをブッとばしてしまった・・・。
 電源の落とし方を間違えたのが直接的な原因なのだが、その背景には睡魔とアルコールが絡んでおり、まさに自業自得(^^;
 午後からリカバリーをしようと悪戦苦闘を始めたものの、簡単にはいかなかった。FDからBootして、ハード・ディスクにあるデータをバックアップしようとしたのだが、ハード・ディスクのパーティションを全く認識しない(C:,D:,E:ドライヴすべて)。FDISKコマンドを使っても、やはり同様であった。
 付属のFDとCD-ROMを使用してリカバリするのは簡単だが、Libretto 70の中にはここ4ヶ月分の未バックアップのデータが山のように収められている。再セットアップで失うのは時間だけではないという悲惨な状態(^^;
 悪戦苦闘の末、Norton UtilitiesのRescue Diskを使用してパーティション情報を復元するという荒業(?)で復旧することができた。

 ありがとうピーター・ノートン!(爆)
 絶体絶命のピンチを君に助けられたのは何度目だろう?(たぶんまだ2度目(^^; )

 無事復旧はできたものの、Windows 95が思いっきり不安定になってしまった。やはり再セットアップした方が良いのか?(泣)

# 記念すべき第1回にWarpネタなし(T^T)g