2001/10/11 讃岐うどん
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「しすせそうどん」まぁ、オヤジギャグは置いといてですねぇ、(^m^;
行ってきましたよ香川。この10月頭の3連休に。もちろん目的は「うどん」のみ。
こんなお馬鹿な企画に乗っかったのが、よしだ家2人以外に、なんと4人も。(^q^)
なんで、讃岐うどんかって言うと、まず、もともと「食う」ことが好きなよしだ家。
前々から、観光とかそんなんじゃなくて、名産、名物料理を食べる目的で旅行がしたいねーって話をしてたんすよ。
んで!もうひとつ。前の職場で働いていた時のチームのボスが、香川出身の奥さんを貰い、休みになると
旦那の実家(横浜)に帰ってもしょうがないので、香川に行くそうな。んで!かならず毎日昼になると、
とことこーって歩いていけるお店に行って、必ずうどんを食う。
「観光客向けのいろいろごてごて入ってるのは駄目なんだよ。300円で、茹でたての麺だけが出てくるんだ。
それに、生醤油をさっと回しがけて食ったら、うまいのなんのって・・・」(@q@)
夢だったんです。一度行きたかったんです。んで!思い切り満喫しました。
陽が昇ってるうちは、うどん屋以外入らなかったっす。二泊三日、丸48時間くらいの間に8食食べました。
その中で、印象深かったのを思いっきり語っちゃいましょう。(^-^)
今、讃岐うどん業界のトレンドは、「玉子」っす。
玉子にいろいろありますが、右の写真は、高松市内の「根っこ内町店」の温泉たまごうどん。
まぁ、朝一番、コンディション抜群も手伝ってか、もーうまいのなんのって。
とろっとした温泉たまごをまとったうどんを、だしが良くきいたつゆと一緒に「じゅるっ」といったらきゃー!!みたいな。
半熟なのでつゆに溶けきることも無くしっかり麺に絡みつき、またつゆと温泉たまごで描いた模様を、口を持っていっていっきに「じゅるずびずば」もーそこは天国っす。
また、香川のうどん屋さんは、オプションに天ぷら等が置いてあって、皿に適当に盛って、一緒にお会計してもらいます。
これが、また偶然嫁が取った「高野豆腐天」が絶品!さくっとした衣をまとい、じゅっとうまみが染み出る、この高野豆腐はあの高野豆腐では無い!っつーくらい美味かった。(^q^)
これこそ、玉子ブーム真っ只中なのが「釜たま」。左は、丸亀市にある「中村」の釜たまです。
香川に良くあるタイプのセルフのお店で、列に並んで「釜たま」を注文すると、順にお釜の前に。
お釜の横にはうどんの丼が並び、その中には注文に従って軽く溶いた玉子が入ってる。
お釜から上げたてのアツアツのうどんを溶き玉子の中に入れ、はいっと渡される。
そこから、カウンターに行って、ねぎ等の薬味、醤油か出汁、オプションの天ぷら等を取っている間に、うどんはすっかりカルボナーラ。
玉子でアツアツ状態は脱しているので、これをまた一気に「ずるずるずる」ぷはーっ!!(>o<)
うまい。もー最高っす。絶品す。讃岐には珍しく、とろりと柔らかめの麺ですが、それが一気にすするには最適。
乗っているオプションは、定番のちくわ天です。
定番だけあって、どこ行ってもうまい。あー書いてて、また食いたくなった。(-q-)
やはり、讃岐ならば、しょうゆうどんを食べなくちゃ。
右は、かなり有名な「小懸家」のしょうゆうどんです。
田んぼの中にあるうどん屋と聞いて、素朴なのを期待してたら、意外と立派。(^m^;
人気のお店です。注文すると、いきなりどーんと1本丸まま皮むいただけの大根と卸し金を渡され、大根を卸しながらうどんを待ちます。
うどんが来たら、スダチをしぼり、大根おろし、ねぎ、七味などを好みで載せたら、軽くしょうゆをさっと回しがけます。
冷たく締めたうどんをすすり、口の中で咀嚼すると、「もちもちつるつるぷっちん」みたいな腰。たまんねーー!
これが噂のしょうゆうどんですな。たまんねー。\(^o^)/
結構、地図見ながら探したのですが、帰りに空港そばのTOYOTAレンタカーの裏手に支店があったりして、
うぉー、こんなことなら最初から食えばヨカッタ!と後悔したのであった。
(到着直後の一食目は適当な店に入ったため、あまりの平凡さに絶望したのでした「ここまで来て、これなのかー!!こんなものなのかー!!(by嫁)」)

讃岐では、店によって、こんなメニューがあります。「ひやひや」「ひやあつ」「あつひや」「あつあつ」
これは、麺とつゆの温度です。麺が先でつゆが後。「あつひや」といえば、麺が熱くてつゆが冷たい。
よしだんなとしては、このうち「ひやあつ」か「ひやひや」がお勧めですね。
やはり、讃岐うどんの腰を楽しもうと思ったら、麺は冷たく締めたものが一番ですな。
上の左は、人里離れた山の中をさらに国道を離れて、さらに狭い道を登った先にある「山内」というお店の「ひやあつ」です。
峰竜太のサインがありました。(^m^;
右は、住宅地の中にあって、一見分かりにくいのですが、路駐が多くて意外とすぐ見つかった「宮武」の「ひやあつ」です。
ここも負けず劣らず、判読不可能な色紙が、壁にいっぱい貼られていました。(^m^;
見ていただくと分かるのですが、割とシンプルなつゆに、この透き通るような、つるっつるの麺。
もう、美しいという言葉がふさわしいうどんです。もー、こんなのでうまいの。ほんとにうまいの。まいったって感じ。
オプションに、左はゲソ天とコロッケ。右は、定番のちくわ天ですね。
うどん後半にコロッケを乗せて、つゆにひたして、すこし突き崩しながら食うと、意外とうまいんですよ。(^o^)d
旅行中、こんなにおいしいうどんなのに、割とどの店もすぐ入れて驚きだったのですが、最後の最後、帰りのフライトの2時間前くらいに行った「山越うどん」
「釜玉」の発祥の店なのですが、これが・・あーた・・すごい列。
近づくと交差点から10mくらいの列が見えたのですが、交差点の先には、50m?いや80m?。
駐車場に50台入るはずが、路駐の車がずらずらずらーーっ。ざっと、100人は列になってたでしょうか?
速攻であきらめました。
そんなことなら、ニュージーランド村で腹ごなし観光なんかせずに、列に並んで腹が減るのを待てばよかった。
うーん、これがかなりココロ残り。
いやー、一時はどうなるかと思いましたが、期待を裏切らない絶品な旅でした。
このためだけにでも!とは、さすがに勧めませんけど、機会があったら是非味わってみてください。(^-^)
琴平周辺が激戦区ですよ。あ、それから、本当に名店を楽しみたい人は、平日、しかも2時まで。
名店は、週末に休みなのが多いです。行けなかったもう一つの玉子「半熟玉子天」オプションのある「竹清」。
どっかのじーちゃんばーちゃんのせいで、行きのフライトが30分遅れ、3時の閉店に間に合わなかったパチンコ屋の地下駐車場にある名店「あたりや」行きたかった。
皆さん、現在、飛行機は警戒強化中で荷物チェックに時間がかかりますから、フライトの15分前に荷物チェックが終わるように、30分前には並びましょう。(TAT)
もうすこし、バーチャルうどん体験がしたい方は、以下へ。
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