COOLPIX950のオプション(その1)

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  よしだんな、E950の時には、物欲大魔王と化していました。 そもそものきっかけは、CLUB E950というページを知ってしまったことです。 こういうものは、いけません。リンクを付けておきましたが、あえてクリックしないことをお勧めします。 こういう世界を知ってしまうと、もう駄目です。 ほとんど、合体超合金ロボットか、ミクロマンの世界です。<(>o<)>

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最初の一歩
  最初の一歩は、保護フィルタでした。MARUMIの28mm径、まさにCOOLPIXの為の保護フィルタ! やはり、本体側のレンズに傷いっちゃうと、修理も大変だしね。 そりゃぁ、専用と言われたら弱いです。しかも、巷でほとんど知られていなかったってのもポイント高かった。 Webのページをプリントして、あちこちカメラ屋さん行きましたがな。 逆に、「何ですか、それ?是非教えてください」なんていわれた日にゃぁもう。(^m^; ヨ○バシカメラでやっと見つけると、早速装着。専用ケースが膨らむけど、まぁそれは気にしない。 俺は、レンズに気を使ってる、通な人間なのだ。(~^~)

フィルター、クローズアップレンズ
op950_2.jpg   さて、Webでうろつくと、みなさんいろんなことして遊んでるようだ。 まず、フィルターワーク。そういえば、銀塩カメラの友達に、PLフィルタなるものを教えてもらったっけ。 「E950って青が凄いキレイなんだぜ」「いやいやよしださん。PLフィルタってのがありましてね・・・」 なんだか、空の青さが増したり、花の色とかがキレイになる魔法のようなフィルタだそうな。
  早速、カメラ屋さんへ行って、フィルターのカタログをゲット。 ほんと、いろんなものがある。しかし、E950にどうやってつけるんだ? そこで登場するのが、ステップアップリング。フィルタ径を変換する道具である。 しかし、どんなサイズにするのが良いか分からず、 のらねこ洞のぴっぴさんに教えていただいた。 どうやら、何でもフィルタが揃う汎用サイズで一番小さいのが、49mmだそうだ。 E950の28mmから49mmに一発で変換するステップアップリングは、当時無かった。今は知らない。(^m^; そこで、28→37mm、37→49mmの2段階のステップアップで、49mmにした。
  写真の上左から、28→37→49mmのステップアップリング(もう外せない(i-i))、クローズアップ MC No.3、 ちょっと分厚いのがクローズアップ AC No.5、手前左から、PLフィルタ、ND8フィルタ、49mm径のキャップ。これだけ49mmで揃えた。

op950_4.jpg    (フィルタを付けた様子→)

PLフィルタで空や花を美しく
  偏光フィルタとも言う。難しい話だが、光のある一方向の波を通さない性質を持つ。 普通の光は、縦とか横とかいろいろな方向に振幅する光が混じっている。 だが、水とか、ガラスとかに反射した光は、一方向に揃ってしまうのだ。(確か、学校で習った(^m^;)
  そこで、PLフィルタをくりくり回し、その光に対して垂直になる向きを見つけると、その反射光をカットできる。 カメラにつけず、自分でPLフィルタを覗いて回し、湖面やガラスを見るとよく分かる。
  泳いでいる魚が見える!とかいう釣り用サングラスも同じ原理だ。 水面に反射する光が無くなるので、水の中が良く見えるのだ。

  大気中にも細かい水の粒がある。また、花びらや葉も光を反射する。こうした光をカットできる。 フィルタ無しで写真をとろうとすると、反射した光がぎらつき、カメラはそれも写真に収めようとする。 そのぎらつく光に引っ張られるので、他の色がくすんでしまう。 これをカットできると・・・空の青はより鮮やかになり、花の色、葉の色もより鮮やかになるのだ。
  ただし、効果がある方向は決まっている。太陽に向かう逆光の状態では、ほとんど効果が無い。 E950の液晶画面では、効果の有り無しが判別しづらい。 いちいち外して自分で覗き、効果のある向きとフィルタの回転角度を確かめて装着し、撮影していた。 普通のスナップ程度に使うのは、お勧めしない。落ち着いて撮影する、ネイチャー写真向きである。

クローズアップレンズは、E950のピントの中抜け防止
  読んで字のごとく、クローズアップするレンズである。(^m^; No.は、大きくなるほど倍率が高い。 数字の意味は、例えばNo.3だとカメラの無限遠のピント位置で1/3mのところにピントが合うようになる。 難しいが、まぁ、ピントの合う範囲が、近距離に変換されると思えばいい。No.5なら、1/5mまでしかピントが合わない。
  クローズアップレンズには、大きくMCとACの2種類ある。 MCは、単レンズで安く薄いが画質はそこそこ。ACは、複レンズで厚く高いが画質はよい。 No.3程度までなら画質に差はほとんど無いそうだ。

  よしだんなは、MC No.3 とAC No.5を買った。クローズアップは重ねて使うことが出来る。 数字は足し算で、No.3とNo.5を重ねると、No.8相当だそうだ。 これはそもそも、佐藤イツキさんに「高いクローズアップレンズを買うより、No.3+No.3+No.5で 重ねると、結構楽しめるよ」と教わったのがきっかけだ。しかし、実はE950は、それほどの効果は無い。 そもそも、最初から2cmまでの近接撮影が出来るので、あまり撮った写真から効果を実感できないのだ。 10cmまでしか寄れない様な、カメラ向きの話だったようだ。(^m^;
  しかし、E950で意味が無いわけではない。 2cmまで寄れるのは、ズーム位置が真ん中あたりに限られている。 これが、ズーム位置のかなり広い範囲で、近接撮影を出来るようになる。 また、E950はマクロでピントの中抜けを起こしやすい。これが無くなる。 クローズアップレンズをつけたことで、遠方にピントが合いようが無くなるからだ。 これで、圧倒的に撮影は楽になる。

  ちなみに、No.3+No.5を重ねると、レンズに接していてもピントが合う。(^m^; これ以上やっても意味が無いようだ。62mmのNo.3を買ったときに、ついでに49mm→62mmのステップアップリングも買って 重ねてみたが、何にもうれしくなかった。(^m^;

NDフィルタで背景をぼかした撮影
  減光フィルタとも呼ぶ。読んで字のごとく、光を減らすフィルタである。(^m^; 使い方は、例えば、ポートレート撮影。背景をぼかして、被写体を浮かび上がらせる様な効果を出したいとき、 絞りを開けたいが、そのままではシャッター速度が足らず、露出オーバーになってしまう。 そんな時にNDフィルタを使って、光を減らすのだ。
  ND2、ND4、ND8等々あるが、数字の意味はそれぞれ、光の量が1/2、1/4、1/8になる。 つまり、それぞれ、1絞り、2絞り、3絞りの効果があるということだ。 これも、重ねて使用することが出来る。今度は、掛け算だ。ND4とND8を重ねると、ND32相当になる。

  ND4あたりを買うのが普通だろう。小さなカメラ屋では、ND2とND8を置いていないことも多い。 よしだんなは、花火のことを考えて、ND8を買った。 花火は、かなり明るいものだが、軌跡を捉えるために長時間露光がしたいのだ。 E950のポートレート撮影は、そもそもあまりボケないので、テレコンを使うのが多かった。 そのため、テレコン用に62mmでND4を買った。 もし、ND4が使いたくなれば、49mm→62mmのステップアップリング(800円くらい)を使えばいいやってことにしたのだ。
  しかし、このND8、今まで1回しか使ってない。しかもろくな成果が無い。花火って難しい。(i-i)

その他のフィルタ
  世の中には、まだまだいろんなフィルタがある。よく、よしだんなが踏みとどまれたものだ。(^m^;

(1)レッドエンハンサ
  赤みが増す。ホント欲しかった。だってE950は、赤が出ないんだもん。でも、かなり高い。

(2)グリーンエンハンサ
  同様。ホント欲しかった。

(3)ブルーエンハンサ
  いらない。だって、青空キレイ処理だもん。

(4)クロスフィルタ
  ライトや、光の反射が、キラーーン!(*_-)ってなる奴。ドラマの夜の街のラブシーンに使われそう。ちょっと欲しかった。 「使わないでしょ」って嫁に止められた。いい判断だったと思う。(^m^;

op950_12.jpg (5)フォギーフィルタ
  霧みたいになる奴。(^-^;

  その他、ポートレートで、肌の色をきれいにしたり、しみや皺を目立たなくするものまである。 興味があったら、カタログを取り寄せよう。

ストラップ
  次に、CLUB E950で見つけたのが、2wayストラップだ。これは、無駄な買い物では無かったと思う。 非常に具合がいい。アタッチメントで、ハンドストラップと首かけのストラップを付け替えて使用することが出来る。
op950_13.jpg   フィルタ、コンバーターを外で付け替えるとき、28mm径は小さくて非常に作業がしにくく、 いいかげんにやっているとカメラやフィルターを落としてしまいそうで怖い。 この時、きちんと首かけの方に付け替えて、両手をフリーにしてから作業を行うと、非常に安心感がある。
  また、ハンドストラップを左手に通して構えると、カメラがしっかり固定されて手ぶれ防止にもなる。 こいつはお勧めだ。

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レフ板、ハレ切り、もう一枚??と支持アーム
  花を撮影していると、花びらやしべが花自身に影を落とし、非常に気になることがある。 また、明るくして、浮き上がらせたいと思う。しかし、フラッシュでは不自然になってしまう。
  そこで、レフ板を買った。3枚セットで、ハレ切りも付いている。 ちなみにもう1枚は何なのか、未だに分かっていない。(^m^;   まぁまぁ、効果はある。逆に、草花のマクロ撮影では、わざと陰にして、光が全体に回るように使うこともある。 ハレ切りは、明るい屋外で液晶が見づらいときに、かざして使うのに重宝だ。(^.^;;
e950_4.jpg   支持アームは、大き目のクリップ付きのものを買ったら、丁度E950のボディーがはさめて、とても便利だ。 クローズアップレンズを重ねて、レフ板を装着した雄姿がこれだ。人前で持ち歩くのは、ちょっと人目を引いて恥ずかしい。(^m^;

  次のページでは、純正のオプション群だ。

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