Panasonic COOLSHOT II

Digital Cameraに戻る

coolshot1.jpg   実は、デジカメにのめりこむ前に、一機種デジカメを買ってました。 それが、PanasonicのCOOLSHOT IIです。'97年のことです。

とにかく小さかった
  もう、これだけで買ってしまいました。 ちょうどこの頃、CASIOの名機QV-10が注目され、私も思い切り物欲がそそられていました。 先輩の、画像つき出張報告を見て、うぉーーっと叫んだものです。(^m^;
  QV-10、QV-10Aの価格が落ち、他メーカの新製品が出始めていて、「安いQV-10でとりあえず遊んで、先を待つか。 それとも新製品を狙うか」と考えていた頃に、丁度これが出ました。飛びつきました。5万円以上した覚えがあります。

今から思えば
  小さいだけでした。今の眼で今さら当時の機種を評価しても、なんなのですけど。 まぁ、今からこれを買うのに参考にする人はいないと思うので、このページの存在意義を考えると、 「こんなに技術って進んだんだ(@o@)」ってことで、あえて書きましょう。(^-^)
coolshot2.jpg   画像サイズがVGA(640x480)はいいとして、フラッシュはありません。 光学も、デジタルも、ズームは無いです。感度は変わりません。 絞り優先だの、シャッター優先だのも無いです。そもそも、絞りなんてあるのかなぁ。 マニュアルフォーカスなんてとんでもない。ホワイトバランスも無いです。
  無い無い尽くしで、逆に何が出来るか言った方が早いですな。 画像サイズは、3段階に変えられます。マクロモードへの切り替えがあります。 画像を再生して確認できます。一枚ずつ捨てたり、全部捨てたりできます・・・・・・・以上。(^m^;
  さらに、メディアは内蔵メモリで増やせません。光学ファインダーは無く、電池食います。 専用電池で1時間ぐらい。単三アルカリ2本1組で30分。 ニッケル水素を試しに入れてみましたが、液晶がピコって光った後、うんともすんとも言わない。 うーむ、今や、コンセントに繋がないと使えないものになってしまったか。

coolshot3.jpg

ステーションで充電、パソコンに転送
  付属品は充実してました。 ステーションがあって、ステーションにシリアルケーブル、ビデオケーブル、電源ケーブルが付いています。 本体をセットすると、パソコンに転送、充電、テレビに表示などが出来るようになってます。 ドックって言う言い方もあるかな。SONYがビデオとかでありましたよね。 これは、今でも結構かっこいいと思います。

スタイル抜群
  でしょ?シンプルだし。SONYのP1や、IXY-Dに負けないデザインだと思うんだけど。 持ってて、満足感はありました。とにかく、小さくて可愛いだけで満足感がありましたよ。 今でも、せめて電池が持てば、おもちゃとしてつかえるんだけどなぁ。 首からぶら下げて、ネックレスとして使おうかしらん。(^m^;

coolshot6.jpg

コマ送りでえい!
  とにかく見難い液晶のコマ送りを見ながら、えい!って押す感じ。 どこが撮れてるかも分からない。使いづらかったです。 「みんな、動かないでーー!!」って感じ。 室内は、一応撮れますが、フラッシュが無いため、手ぶれまくりのぼけぼけになりますね。

画質は
  推して知るべし。一応、下にサンプルを置いておきます。 当時、銀塩の友達に、「デジタルはまだまだ。写る○ですにも劣る」と言われてました。 そんなこと無いよなぁと思ってましたけど、そんなことありますね、はい。(^m^;
  買った年は、いっぱい遊んだんだけどなぁ。 結局、このカメラで写真というものにはまるきっかけにはなりませんでした。 写真にはまるのは、この次のCOOLPIX950を買った後になります。

  それでも、縮小すると見れるなぁ〜。

coolshot4s.jpg coolshot5s.jpg

Digital Cameraに戻る