同音語選択誤りは1件で1カウント、文節区切り誤りは1回の修正で1カウント)でWindows上のATOK13とIME2000を比較した結果が手もとにあるので書いておきます。テストに使用した文章の文字数は概算で3万7千字、1回の変換は20〜30字程度の節または完全な文です。文章の種類は随筆や雑誌記事、プレスリリースなど硬いものから軟らかいものまで含みます。
これをみるとわかるように、ATOKのほうが格段に文節区切り誤りが多いですね。具体的な誤変換例(IME2000では正解だったもの)をいくつか挙げておきます。
正解 | ATOK13の誤変換 |
---|---|
いくらか/手が/出やすくなった | いくら/糧が/でやすくなった |
少し/似た/感触で | 少しに/多感色で |
打ち/間違えを/防ぐ | 内町/替えを/防ぐ |
登場/以降/毎年/内容が/改訂 | 登場/憩うまい/年/内容が/改訂 |
もし/書けた/人が/いたとすれば | もしか/桁/費とが/いたとすれば |
一般/社会人として | 一般車か/偉人として |
まだ/出す/前から | まだだ/須磨/絵から |
これから/始めたい/方も | これから/始めた/伊方も |
このページは、太田純さんがfj.comp.input-methodに投稿した記事news:aj7s56$kh4$1@ns.src.ricoh.co.jp(→Google)を引用しています。
作成日:2002年 10月 29日 (火)