郡上八幡城(別名・積翠城)

―― 城下町を抱く山城 ――

本丸下からの天守
本丸下からの天守
 
本丸広場からの天守
本丸広場からの天守
郡上八幡城遠望
郡上八幡城遠望

 郡上八幡城は、永禄2年(1559)に遠藤盛数が、鎌倉時代以来力を誇っていた東(とう)氏(12代340年)を滅ぼし、標高354メートルの八幡山山頂に築いた砦が始まりです。

 天正16年(1588)、二代目の慶隆は岐阜城主織田信孝に通じていたことから豊臣秀吉に転封させられた。

 その後、城主として入郡した稲葉貞通は、山頂に天守台を作って本丸として、また山頂には二の丸を構えるなど、この時ほとんど現存する城の構えが出来上がった。

 慶長5年(1600)の関ヶ原合戦では、慶隆は東軍につき、その功により再び八幡城主となり、二万七千石を領した。
野面積みの石垣
野面積みの石垣
 三代常友のとき、城の大修築が行われた。
 郭は環郭式と連郭式が複合したものである。
 石垣は野面積みが多く、打ち込みはぎは若干であった。

 元禄5年(1692)井上氏が城主になり、以後金森氏、青山氏と城主は交替した。

 明治3年(1870)に城郭は取り壊されたが、昭和8年(1933)天守台後に模擬城として天守閣・隅櫓・高塀を建て、今日に至っています。

 天守閣の中には、10万石の格式を示したという青山氏の金の弩標(馬の首に付ける弓具)や甲冑をはじめ古文書など、数多くの遺品が陳列されている。

 天守台一帯の石垣は、野面積みが多く、打ち込みはぎは若干で、昭和30年岐阜県史跡に指定され、貴重な文化遺跡となっています。
 また、江戸時代の旧城下の町並みが多く遺されています。
本丸への石階段
本丸への石階段
隅櫓と土塀
隅櫓と土塀

 天守閣からの八幡町は、見晴らし良し。
 お城から郡上八幡駅までの帰りは、街めぐりがお勧め。
 子連れでも厭きませんよ。

 郡上八幡城                                 平成7年8月9日時点  
◇交通長良川鉄道 郡上八幡駅より
  ・徒歩:30分
  ・岐阜バス:郡上八幡本町下車10分
  ・タクシー:城山(山頂近く)まで、当時(1995.8)1,030円でした。
◇開館時間午前9時〜午後5時まで
ただし、6月〜8月:午前8時〜午後6時まで
    11月〜2月:午前9時〜午後4時30分まで
◇休館日12月20日〜1月10日まで
◇入場料大人:300円、小人:150円
◇お問合せ 郡上八幡観光協会
       TEL:(0575)67-0002
参考文献 ・現地解説板、現地入手のパンフレット
・「図説 日本の名城」 平井聖・小室榮一 編 (河出書房新社 刊)


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