松田城址
―― 天然の要害を利用した大規模な連郭式の山城 ――
城山と呼ばれているこの地は、本陣跡と考えられる高所の丘陵から、東名高速道路南側の低地部分に至るまでの天然の要害を利用した大規模な連郭式の山城であったと考えられます。 本格的に城が築かれたのは、16世紀中頃の戦国時代のことで、当時小田原北条氏の重臣であった松田新次郎康隆が建てたものと考えられています。 現在やや低く落ち込んで狭くなっている場所が、城のあった頃は深い堀が作られ、敵の侵入を防ぐ役目をしていた空堀です。ここのうしろの広くなっている所が本陣跡だと考えられています。
城跡全体がみかん畑になってしまい、かつ空堀跡はもう浅くなって見るほどでもないようですが、天神沢と旗矢沢に挟まれた丘陵から見る相模湾方面や酒匂川上流方面など見晴らしは大変よく、古人が松田城を構えた理由も納得です。 |
| 松田城址 平成15年3月23日時点 | |
| ◇交通 | ・JR御殿場線松田駅から徒歩で約25分 ・小田急線新松田駅から、JR松田駅経由で徒歩約30分 ・小田急線新松田駅から、山北方面行きバスにて庶子下車、徒歩約10分 ※ 徒歩での経由ポイント 小田急線新松田駅を出て、JR御殿場線松田駅前をとおり、県道72号線に出て、 左側(山北方面)に約500m(河南沢交差点、松田警察署前を通過)ほど歩き、 国道246号との合流点手前の松田庶子バス停付近で右に曲がり、 東名高速道路をまたぐ陸橋(城山橋)を渡るとすぐ松田城址入口の看板が見えるので そこのコンクリート階段を上がっていくと、松田城址にたどり着けます。 |
| ◇駐車場 | ・なし(東名側道沿いの城山橋付近に止める程度) |