2012年5月16.17.18日琵琶湖レイクトローリング          
今年の琵琶湖釣行です〜
今年の、初トローリングが琵琶湖になるとは、琵琶湖への期待大です・・
勿論言わずと知れた、日本一の湖です、その広さ故にポイントの絞りこみと風への心配があります。
何時行くのかを決めるのは、難しいのは言うまでも有りませんが、対象魚は幻の魚ビワマスです。
一昨年の例ですと、年に2回ほど、遠い々滋賀県まで釣行していました、なぜ行くのか、付近の釣船に気を使う必要がないからでして、これが一番大きいです・・
次に、ビワマスは美味しさと、その引き味が良いからなのです、また、特大サイズのビワマスが居ることもあげられます。
不安要素は、勿論天候です・・
天候と言っても、雨では有りません、西風です小舟でこれに遭遇すると、転覆の危険が有ります。また、琵琶湖は午後になると、大抵西風が吹きますね〜
なかなか上手くは、行かないです、そんな状況下の情報検索で、今回もネットで検索していましたら。 
奥琵琶湖フィッシングチャーター と言うサイトを見つけました。
母なる琵琶湖でトローリング〜琵琶湖の奥深くに棲む琵琶鱒事が事が掲載されていました。
私も含め多くのトローラーは自分で操船することが、レイクトローリングの醍醐味で有るように思っていますが、ここ琵琶湖では、その思いは、うまくいかないのです、それなりのボートも必要なのです。サイトをよく見ていると、このボートのオーナーの方は、以前に中禅寺湖でお会いしたことが有る方でして、何でもこの土地に住み、漁師となってしまったとの事でした。
漁師の響きって良いですね、よく自分はアングラー等と言っている人達は沢山釣ると漁師みたいと、釣りの上手い人を呼称し、軽蔑と敬意をあらわします。また、一方で、漁師が魚を捕り過ぎるのだとか、放流しないから魚が居なくなると、愚痴をこぼす釣り人も見受けられます。
でも、良い漁師は、本当は魚を捕りすぎない、自然を破壊しないのです、良くない人は漁師にも釣人にもいるのです。
私も、地元多摩川では、漁協内部では釣人の考え方を説明し、釣人には漁協の考え方を説明したりしてます。

何より、サイトにて掲載されているボートの装備がすごい、これ日本のレイクトローリング用のボートかなと言うような、すごいボートでした、何でも、アメリカ五大湖などのチャーターボートをイメージして、琵琶湖でのビワマス釣りを提供出来ると言うことで設計されたようでした。
自分で釣りたいと言う気持ちより、このオーナーとボートに会って見たいと言う気持ちの方が先行しました。

16日と17日は、自力でトローリングをして、18日期待のボートを予約しました。

16日はレンタルボートにて
レンタル船にて、大浦湾出口付近から流します。
いきなり当たりが有りますがこれは、琵琶湖名物のハスでした。
海津付近は、ハスの猛攻で断念しまして、反対側ツヅラオ崎方向へ向かいます。

漁探には、10〜50mで特に20〜30mが濃いめですに”ヘ”が写ります。
水温は14度〜ですので、もっと浅いのかなと、ライン40〜60にセット
これで、一本目がでましたので、フロントダウンリガーは、ハスを引きずり回し回収時の船が曲がりますので、竿をあげまして、レッドコアーで勝負です。。

この作戦は本日のパターンにはまりまして、連続ヒットです、竿2本ですので、効率は悪いですが、Wヒットが3回ほど有りました。
当たりが多すぎてガーミンのポイント登録を押し忘れも少々有りました。
引き込んだビワマス特有の当たりは、かなり有り釣果は20匹以上有りまして・・
キープは13匹にて、16日は終了しました。

17日〜
今日も昨日と同じ所では面白くありませんが、昨日の場所へ行きますと、即釣れます、いきなり、付近に居た船が近づき、”銃器を使用して鵜の駆除をしてるから、注意するように”と、警告が有りましたので、なるべくその付近に近づかないようにしました。
水面に黒い羽が浮いてるのは、良い感じよくないですよね。
翌日は17日は、ロッドを引き込んだビワマスの当たりは、10回以上でして・・
キープは7匹にしまして、17日は終了しました。

明日はいよいよ、期待したボートとそのオーナーに会いに行きます。
夜、早寝でもしようと横になった、途端に電話が鳴りまして・・
その電話は、明日予約を入れてる、奥琵琶湖フィッシングチャーター のオーナーからでした。
その内容は、明日は琵琶湖で9mの西風予報が出てます、危険はないですが釣りの方は、揺れるから釣りづらいと、言う内容でしたので、私は、釣場の状況はその時次第ですので、ボートとかの装備、釣り方がどうしても見たいのですとお願いしました。
朝6時に、待ち合わせの場所にて、ご挨拶も、そこそこにボートに乗せていただき、
ボートと、その装備のすごさに圧倒されました。
奥琵琶湖フィッシングチャーターのサイトでは、考えうるすべての装備を艤装してあると言うことでした。 
右 動画参照
これまた〜見たことも無い航行機器やダウンリガー、プラナーボード等々、またボートの船名は第一肥前丸という、日本的な命名なのも最高に良かったです。
琵琶湖というマザーレイク、古い日本の田園風景の中で、アメリカ的な合理性と言うものの考え方が、この釣りの中に、有るんだと感じられました。
私は釣りと言うのは、確率性を追求して行くのが良いのだと言う発想のでしたが、
キャプテンのお話ではアメリカ人は良くないモノを、排除していくと、結果、良いものが残るんですとお話しされたのが、とても印象的でした。

さて、実際の釣りですが予報にも有ったように、風が吹いてます、この状況下においてはレンタルボートでは、仕掛けの投入もままならないでしょう。
しかし、第一肥前丸に装着された、オートパイロット航行機器はすごいの何の、風に吹かれても、直進と速度を維持していきます。
また、進路を変えるときは、ワイヤレスのリモコンです〜ステアリングに触れません。

この環境で、右舷ダウンリガーに70Fと50F、左舷ダウンリガーは60Fと80Fにロッドをセットします、これでも、まだ追加のロッドを出せるそうです・・
私は、プラナーボードを見せて欲しいとオーナーにお願いしまして、左舷にプラナーボード投入し、レッドコー100Yで流します、右舷はスライドダイバーを試しますかと聞かれ、お願いしますと言いました。
スライドダイバーとは、横に少しずれて沈む潜行版でして、左舷用と右舷用があり右舷様セットしました。このボートに有るモノすべてが、私のとりまして、珍しいモノばかりでした。
そうこうしているうちに、ハスの猛攻があり・・ロッドの出し入れが続きますが、何の問題も有りません、仕掛けの上げ下げにも、操船しないで良いのですから〜
これは、すごいボートです〜
そのうちに、ビワマスが、いとも簡単に釣れてしまいした、
超簡単だったので、大きくは無いなと思っていたら、実測すると55cmです、
あっけないでした。
すごく、リラックスした気分になった感覚です。

このボート、魚とのやり取りに専念出来ることや、台風並みの強風では仕方ないですが、6m程度の風でもレンタルボートの様な、転覆の危険は有りません、このボートなら安心して琵琶湖で釣りが楽しめることでしょう。


琵琶湖名物のハス


漁探すごいヘ



生け簀16日
 



最大52cm
 








スライドダイバ 

簡単に釣れてしまったビワマス55cm
今回の 状 態
天気 水  温 そ の 他
晴れ 初日  AM 14.2〜16.3度  ビワマス最大52cm 13匹キープ    GPS
2日目 AM  14.0〜15.9度
 ビワマス最大50cm 7匹キープ    GPS
3日目                  ビワマス55cm 他数本ヒット      GPS
琵琶湖は広い 気温22度