食い逃げ |
店員「店長!」
店長「何だ?」
店員「今の客の座席に、ウンコで『壱万円』と
書いてあります、、、」
店長「・・・・・・釣りを渡してきなさい」
電話 |
「はい、本間です」
「ホンマでっか?」
「・・・・・・ホンマです」
特異体質 |
医者「どういった具合ですか?」
患者「はい、お尻の穴からカレーが出てくるのです」
医者「・・・それは・・・ウンコですよ」
患者「いいえ、ウンコではなく、カレーなのです」
医者「何故カレーだと判るのですか?」
患者「臭いを嗅いでみて下さい」
医者「・・・おおっ! まさしくこれは、カレーの
臭い!」
患者「信じていただけましたでしょうか」
医者「うむ、これほど美味しそうな香りは初めてだ!
おい、美和! ご飯を持ってきてくれ」
美和「はい、あなた」
医者「ちょうど魚沼産のコシヒカリが手に入ったとこ
ろだ。さあ、このご飯の上にウンコ、じゃなか
った、カレーを出してくれ」
患者(ブリブリッ ブリッ)
医者「ではいただくとしよう。はぐっ! もぐもぐもぐ
、、、ごっくん! ・・・ん?」
患者「どういたしました?」
神 |
モルモン教徒「それは何故ですかぁ?」
通行人 「そんなの僕の勝手じゃないですか」
モルモン教徒「神はとってもいいですよぉ」
通行人 「いいですよぉ、って何がいいんです
か?」
モルモン教徒「とっても気持ちがいいんですぅ」
通行人 「・・・」
モルモン教徒「神を信じると、とっても気持ちがいい
んですぅ」
通行人 「・・・気持ちが、いいんですか?」
モルモン教徒「気持ちが、いいんですぅ」
通行人 「ど、どんな風に気持ちがいいんです
か?」
モルモン教徒「こんな感じですぅ」
通行人 「はぅ、あっ、あぁ、き、気持ちいい」
モルモン教徒「どうですかぁ? あなたは神を信じます
かぁ?」
通行人 「か、神は信じないけど、どうやったら
こんなに気持ちよくなるのか教えてく
れ」
メランコリー |
いつまでも いつまでも
僕が魚だった頃 川はいつも澄んでいた
陽光で 水面に虹が溶けて 揺れていた
僕が鳥だった頃 空はいつも晴れていた
風の強い日には こずえで羽を休めた
僕が星になったのは 夜 眠れなくなったから
屋根に登って 月に腰掛けたのは 散歩に疲れたから
子供の頃は そんなことを考えているだけで とても楽しかった
それだけで じゅうぶん 幸せだった
頭の中がカユいんだ |
・・・・ゴシゴシゴシゴシ・・・・
床屋「他に痒いところは?」
客 「つむじだ。もっと掻いてくれ」
・・・・ゴシゴシゴシゴシ・・・・
床屋「髪の毛が抜けてきましたけど」
客 「かまわん、もっと掻いてくれ」
・・・・ゴシゴシゴシゴシ・・・・
床屋「血が出てきましたけど」
客 「かまわん、もっと掻いてくれ」
・・・・ゴシゴシゴシゴシ・・・・
床屋「頭蓋骨が見えてきましたけど」
客 「かまわん、もっと掻いてくれ」
・・・・ゴシゴシゴシゴシ・・・・
床屋「もう止めませんか? 脳味噌が見えてきまし
たよ」
客 「キミ、脳味噌は嫌いかね?」
溶解 |
それがいつ始まったのか 今となっては定かでない
気が付いたときには右人差し指の爪が無くなっていた
それ以降私は 目に見えて 溶け出していった
まず右手が無くなり 次に左手
そして 右足 左足 頭 胴体の順に溶けて流れていった
今や私に残されたのはチンポだけになってしまった
今私は 真の暗闇と 無音の世界にいる
ぼかし |
未来人の男「コレハ『ぼかし』ト云ハレテイタ物デ、
古代人ノ股間ニハ何カ人ニ見セテハイケ
ナイ物ガ付ヒテイタラシイ」
未来人の女「人ニ見セテハイケナイ物! 股間ニ尿道以
外ノ物ガ付ヒテイタノデスカ?」
未来人の男「サウダ。サア今カラコノ、古代人ノ遺跡
カラ発掘サレタ『もざいくきゃんせら
あ』ヲ使ツテ『ぼかし』ヲ取ルゾ!」
未来人の女「キャア! 何デスカ、コレハ?」
未来人の男「驚ヒタカネ?」
未来人の女「コノヤウナ物ガ股間カラ生ヘテイテ・・
・信ジラレマセン! シカモ、女性ノ股間
二アンナコトヲ・・・アァ・・・」
未来人の男「ン? ダウシタノカネ?」
未来人の女「アタシ・・・濡レテキチャッタ・・・」
男「じゃあそろそろ未来人ごっこやめて、エッチしよ
うか?」
女「うん」
フランクフルトはいかがですか |
女「お箸とスプーンはお付けしますか?」
男「・・・」
女「フランクフルトはいかがですか?」
・・・
男「こんな寝言を言う女だとは知らなかった。結婚す
るんじゃなかった」
・・・
女「ありがとうございました」
愛 |
君はあまり幸せそうに見えない
それがとても悲しい
君 |
僕は 自分を見失ってしまう
君の
僕は思わず 涙ぐんでしまう
今僕は 垂直を昇る
そして 垂直を降りる
「詩」を永遠のものとするために
ポニーテール |
美和はそう言うと左手を頭の上に、右手を顎にあてがって頭を時計方向に回し始めた。
美和の口が真上に、そして普段は背中で弾んでいるポニーテールが胸からおへそにかけて垂れ下がったとき、おれは後ろに回り込もうとした。
「見ちゃ、ダメ!」
おれは美和の言葉を無視して後ろに回り込んだ。しかし美和は素早く頭を元に戻していて、そこにはポニーテールが揺れているだけだった。
「タネも仕掛けもないんだから」
そういって美和は両手をうなじに回すと髪をかき上げて見せた。おれは後ろから美和を抱きしめると、うなじに軽く口づけをした。
見つめる |
じっと見つめる
ウロコ |
やがて 波に揺られることに飽きたかのように
ゆっくりと川底へ沈んでいった
砂浜 |
冬の海岸には人っ子一人いない、はずだったが、俺の視界にはさっきから一人の女が巣くっている。
その女はなんと、逆立ちをしているのだ。
「冬 砂浜 逆立ち女」
異様な眺めだ。
そして俺はただならぬ気配を感じて足早に女に近づいていった。その女まであと十間ほどに近づいたとき、俺はさらに異様なことに気が付いた。
その女には顔がないのだ。
いや実際にはそうではなくて、その女の顔は全く砂に埋もれているのであった。
俺は駆け足になっていた。そしてその女の元にたどり着き、声を掛けようとしたそのとき、俺は足をもつらせ、前のめりに倒れた。
俺は支えを求めて両手をその女の足首めがけて伸ばした。
その刹那、女の足は見事に開脚し、俺は空を掴みながらその女の股間めがけてゆっくりと倒れ込んでいった。