木村愛二 きむらあいじ
アウシュビッツの争点
平成七年六月二十六日 リベルタ出版 ISBN4-947637-33-1 税別二千五百円
『マルコポーロ』誌廃刊にいたるドラスチックな展開のなかで、肝心の「ガス室」については十分な論議が尽くされず、問題は残されたままになっている。この問題の争点はどこにあるのか、なぜそのような議論が出てくるのか、欧米での論争をフォローし、現地調査をふまえながら、問題の核心に迫る。

序章  疑惑の旅立ち……または「未確認情報」による「戦時宣伝」物語のあらすじ
第1章 身元不明で遺骨も灰も確認できない「大量虐殺事件」
第2章 「動機」「凶器」「現場」の矛盾
第3章 発言処罰法制定の裏の裏の背景
第4章 イスラエル・コネクションの歴史的構造
第5章 未解明だった「チクロンB」と「ガス室」の関係
第6章 減少する一方の「ガス室」
第7章 はたして「ナチズム擁護派」か
第8章 テロも辞さないシオニスト・ネットワーク
終章  核心的真実〜または人類史の最後にしてほしい情報操作の本音の真相〜

読者が語る「ホロコースト悪の教典へ還る