ハーラン・エリスン



世界の中心で愛を叫んだけもの

昭和五十四年一月二十日 ハヤカワ文庫 460円


人間の思考を越えた無限の心的跳躍のかなた──究極の中心、クロスホエン。この世界の中心より暴力の網は広がり、おおっていく……

暴力の神話、現代のパンドラの箱を描き、ヒューゴー賞を受賞した表題作ほか、核戦後、瓦礫の山と化したシティに力で生きぬくちんぴらの少年たちと、言葉をはなす犬の友情物語「少年と犬」武装した自動車で、ハイウェイ上に死闘を繰り広げる「101号線の決闘」など、きらびやかな才能を駆使して、さまざまなシテュエーションを独特のスピード感あふれる文体で描く、米SF界きっての鬼才ハーラン・エリスンのウルトラ・ヴァイオレンスの世界!


読者が語る「ハーラン・エリスン


悪の教典へ還る