リンウッド・テラスの心霊フィルム
H4.10.25 角川文庫 ISBN4-04-184701-X C0192 税込470円 「誰も詩など聞いてはないし」 血色の憧憬が生んだ、グロテスクなまでに美しい言葉の破片。各界から絶賛を浴びた大槻ケンヂ戦慄の処女詩集、新たに20編を加え遂に文庫化。 |
新興宗教オモイデ教
H5.4.10 角川文庫 ISBN4-04-184702-8 C0193 税込430円 一ヶ月前に学校から消えたなつみさんは、新興宗教オモイデ教の信者になって再び僕の前に現れた。彼らは人間を発狂させるメグマ祈呪術を使い、恐るべき行為をくりかえしていた――。 狂気に満ちた殺戮の世界に巻き込まれていく僕の恋の行方は?オドロオドロしき青春を描く、著者初の長編小説。 |
ボクはこんなことを考えている
H8.3.25 角川文庫 ISBN4-04-184703-6 C0195 税込500円 ノストラダムスやコックリさんから、ミスター・ポーゴに北尾光司。恐怖体験から映画、寺山修司まで。 ロック界屈指の文学青年・自称「野狐禅」野郎オーケンが、のほほんと放つ珠玉のエッセイ集。 |
のほほん雑記帳
H9.4.25 角川文庫 ISBN4-04-184704-4 C0195 税別520円 人生は大いなる漠然とした不安との夫婦生活だ。どこへ逃げても逃げ場は無く、眠っても悪夢となって悪妻はやって来る。 だから、むしろ自分から悪妻と付き合うようにして、何とか彼女を手なづけてしまえばいいのだ。生きることから逃げないようにして、何とか折り合いを付けるようにするのだ――。折り合いの付いた状態を"のほほん"と言う。 偉大なるのほほんの大家、大槻ケンヂが指南つかまつる「のほほんのススメ」。風の吹くまま、気の向くまま、今日も世の中、のほほんだ! |
行きそで行かないとこへ行こう
H9.10.1 新潮文庫 ISBN4-10-142921-9 C0195 税別438円 なぜ行くかと問われれば、う〜ん答えに窮する。だが、行かねばなるまい!「のほ隊」率いてオーケンが訪れたのは、そんな場所の数々。そして、そこで体験したのは……。 東京タワー蝋人形VS.通天閣ビリケンさんから、お笑いの東西比較をしたかと思えば、カレー屋「M」では謎のおじさんと対決し、浅草ロック座ではストリップの演出に「宗教」を感じてしまった。 オーケン試練の旅エッセイ11番勝負。 |
くるぐる使い
H10.1.25 角川文庫 ISBN4-04-184705-0 C0193 税別476円 妹の麗美子が二人暮らしの兄の時夫に、宇宙人にさらわれたとある日突然主張する「キラキラと輝くもの」。 神がかり的な"力"を持ったがために大道芸をやらされていた少女の哀しい恋物語「くるぐる使い」。 少女に憑いた霊とエクソシストとの戦いを通して、憑依現象は現実逃避の妄想だとする「憑かれたな」。 ――青春の残酷と、非日常の彼方に見える現代のリアルを描く傑作短編集。 |
のほほん人間革命
H10.7.25 角川文庫 ISBN4-04-184706-0 C0195 税別514円 幻覚サボテンに下着パブ、タンキングにUFO、盗聴、占い、左翼弁護士からチャネリングファック、そして、おっかけまで、「のほほん人間革命」というテーマ(?)をひっさげて、わがままな膝小僧・オーケンが好奇心のおもむくままにディープに迫る、突撃体験取材エッセイ! 魑魅魍魎が跋扈する大笑いとビックリの世界へようこそ!! |
オーケンの のほほんと熱い国へ行く
H10.10.1 新潮文庫 ISBN4-10-142922-7 C0195 税別438円 熱い国を歩きたい。たとえ試練が待ち受けようとも、それがカルマなのだから……。 まずはインド。カルカッタでは、街の毒気に圧倒され、聖地ベナレスでは、物売りと物乞いの奇襲に負けてしまった。はたまたタイでは、バンコクやチェンマイの安宿で眠れぬ夜を過ごし、つかの間コ・サメットのビーチで楽園の日々を送る。 なんだかなぁの胸中で、のほほんホテホテと旅行くバックパッカー道中記。 |
オーケンの のほほん日記
H11.6.1 新潮文庫 ISBN4-10-142923-5 C0195 税別590円 テレビでボケてみたり、バンドのことで喧嘩したりと、ロック・ミュージシャンも楽じゃない。たまにポッカリ暇が出来ると、読書と映画の日々なのだ。とりわけB級映画とオカルト本が好き。 だが、のほほんとした日常に、神は試練を与えたもうた。不安神経症になってしまったのだ。強く生きるため、森田療法と武道場巡りが始まる。オーケン、最大のピンチ! 超サブカル・エッセイ日記。 |
のほほんだけじゃダメかしら?
1999.6.25 集英社文庫 ISBN4-08-747023-7 C0195 税別457円 「私はホッケになりたい!」とつぶやく借金苦の女。「SMは天職!」と言い切る女王様。「UFOに乗った!」と宇宙哲学を語る謎の美女。そして女子プロレスラー、ピンサロ嬢、さらには実の母……! オーケンの周辺に出没するヘンな女性たち、そのすべてが強く逞しく、そしてけなげ。愛と優しさに満ちた爆笑エッセイ集。 |
グミ・チョコレート・パイン グミ編
H11.7.25 角川文庫 ISBN4-04-184708-7 C0195 税別590円 大橋賢三は高校二年生。学校にも家庭にも打ち解けられず、猛烈な自慰行為とマニアックな映画やロックの世界にひたる、さえない毎日を送っている。 ある日賢三は、親友のカワボン、タクオ、山之上と「おれたちは何かができるはずだ」と、周囲のものたちを見返すためにロックバンドの結成を決意するが…。 あふれる性欲と、とめどないコンプレックスと、そして純愛のあいだで揺れる”愛と青春の旅立ち”。大槻ケンヂが熱く挑む自伝的大河小説、第一弾! |
大槻ケンヂのお蔵出し 帰ってきたのほほんレア・トラックス
H11.12.25 角川文庫 ISBN4-04-184708-7 C0195 税別667円 ある時は絶叫する詩人、またある時は悩める恋の相談員、またまたある時は哀愁のエッセイスト。そしてついにはブームを先駆けるクールな坊主野郎。 本書は、(1)これ、マニアックすぎんなー(2)エッ?俺、そんなの書いていたっけ?忘れてた。という、いろーんなオーケンをてんこ盛りにしたファン必読の、究極のカルト本だぜ! 解説は麗しの姫野カオルコ嬢。 |
ステーシー少女ゾンビ再殺談
平成12年6月10日 角川ホラー文庫 ISBN4-04-184709-5 C0193 税別381円 ──近未来。そこでは十五歳から十七歳の少女たちが突然原因不明の死をとげ、人間を襲う屍体・ステーシーとなって蘇る"ステーシー化現象"が蔓延していた。増え続ける彼女たちを再び殺すには百六十五以上の肉片に切り刻まなければならなかった。 また、ステーシー化現象の発生と時を同じくして、東洋の限られた地域で数十人の畸形児が生まれた。いずれも女児で、彼女たちは容姿とともに、人と異なる"力"を持っていた。 彼女たちの多くはステーシー化し再殺されたが、十数人の畸形児たちは再殺部隊の追跡を逃れていた……。 |
グミ・チョコレート・パイン チョコ編
H12.9.25 角川文庫 ISBN4-04-184710-9 C0195 税別571円 大橋賢三は黒所高校二年生。周囲のものたちを見返すために、友人のカワボン、タクオ、山之上らとノイズ・バンドを結成する。 一方、胸も大きく黒所高校一の美人と評判の山口美甘子もまた、学校では「くだらない人たち」に合わせてふるまっているが、心の中では、自分には人とは違う何かがあるはずだと思っていた。 賢三は名画座での偶然の出会いから秘かに想いをよせていたが、美甘子は映画監督の大林森にスカウトされ女優になることを決意し、学校を去ってしまう……。 ――賢三、カワボン、タクオ、山之上、そして美甘子。いまそれぞれが立つ、夢と希望と愛と青春の交差点!大槻ケンヂが熱く挑む、自伝的大河小説、感涙の第2弾。 |