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奥武蔵:竹寺から子ノ権現へ尾根路を歩く
2025年11月29日(土)
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 11月に入ってから好天が期待できるようになりました。 今回は、少し前から調べていた奥武蔵の竹寺〜子ノ権を縦走することにします。 奥武蔵の尾根路はそこそこ歩きましたが、竹寺はまだ行ったことがなくて、昨年子ノ権現との分岐に出会ってから気になっていました。 竹寺に入るのに小殿からだとすぐに着いてしまうので、尾根の末端の周助山から歩き始める計画です。 子ノ権現からの下りも、小床峠〜吉田山の尾根路をたどることにしました。 ほとんどがまだ歩いたことのない路なので楽しみです。

 原市場中学(0725)→周助山(0810)→登戸(0830)→車道出会い(0900-05)→仁田山(0935) →竹寺(1040-45)→豆口峠(1115?)→子ノ権現(1150-1225)→小床峠(1310)→吉田山(1335-40) →御岳山(1355)→東郷公園(1410)→吾野駅(1430)
 名郷行きのバスの時間に合わせて飯能駅に到着、登山口の原市場中学へ向かいます。 周助山の登山口からいきなり急登が始まります。標高差200mの登りに息絶え絶えで周助山にたどり着きました。 ここから尾根路になります。登戸のピークを過ぎて、しばらくで車道を横切り、再び尾根路へ。 仁田山東峰を経て、送電塔のある仁田山西峰へ。尾根路は送電線のための切り開きで展望がよくなりました。 送電線から別れて、小ピークを越えると、緩やかな下り路で竹寺へ向かいます。
周助山登山口 肩に着く 登戸へ 登戸にて
縦走路に取り付く 仁田山東峰 尾根は防火帯 奥武蔵の展望
シダの緑が美しい 鮮やかな黄葉 静かな竹寺 鮮やかな黄葉
 竹寺を後に、尾根を乗り越えて、豆口山を巻いて、豆口峠へ。 ピークの登り降りを繰り返した後、右へ尾根を巻くと、伊豆ヶ岳からの縦走路に併さりました。 人が多い、と聞いた子ノ権現を避けて、手前の陽溜りで中食とします。昨年と同じ場所ですね。
縦走路に併さる 南東面の展望 黄葉が美しい 黄葉、子ノ権現にて
 子ノ権現の展望を楽しんだ後、指導標に導かれて車道から小床峠への路に入ります。 何度かピークの登り降りを繰り返して小床峠に到着。 正面の木の階段を登り、ピークをたどるとようやくで吉田山でした。 右に尾根をたどるとしばらくで御岳山で、すぐ先に秩父御嶽神社の立派な社殿が見えます。 368段の急な石段を下りてやっと登山道から解放されました。 西武秩父線沿いの遊歩道?をたどって吾野駅に向かいます。
子ノ権現の山門 関東平野の眺望 ユガテの山上集落
小床峠への登山道入口 分岐を右へ小床峠へ 小床峠に着いた 御岳山を通過
立派な御岳神社 368段の石段が続く
 少しの待ち時間で電車に間に合った(まぁ、このために心持急いだのですが)ので、乗り換えもスムーズにゆき、明るいうちに帰宅できました。何か読み物持っていくんだったかなぁ・・・。
 
 今回のコースは、子ノ権現の前後をのぞいて初めて歩く路でもあり、楽しみながら歩くことができました。 標高は最高でも子ノ権現の640m、全体的には400-600mの尾根がつながっています。 標高が低いとはいえ、奥武蔵の尾根路は小さな登り降りが多く、また急坂になっていることがあるので、覚悟して歩きます。 特に落ち葉の多い今頃(晩秋)の時期は要注意です。 今回は周助山への急坂が大変で、標高差約200mの登りにひと汗かく羽目になりました。
 全体的には植林の中を歩くのであまり展望がないのですが、仁田山西峰〜580mピークや、子ノ権現の前後では展望がありますので、一休止にいかがでしょうか。子ノ権現から見たユガテの山上集落がいい感じでした。また今回は行かなかったのですが、竹寺の鐘楼も展望があるそうです。

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制作:加藤 輝男 2025年11月30日
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