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南ア:鳳凰三山から高嶺をまわる 2025年8月23日(土)〜24日(日) |
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| 天候不順だったお盆休みが終わった週末。好天が期待できそうなので、早川尾根を歩こうと計画しましたが、 北沢峠の足が確保できないので、早川尾根を縦走するのは難しそうです。 何度も計画を作り直した結果、夜叉神から入って南御室にテント泊し、翌日高嶺から広河原にまわることにしました。 南御室は気持ちのいいテント場ですが、展望がないのが玉にキズ。 それで、未明に出発して薬師岳で御迎光を迎えることにします。そうすれば、広河原のバスも少し早めに乗車できますし、ね。 南御室のテント場も、広河原へのバス便も、予約不要なのが助かります。 | |||
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第1日目: 夜叉神峠登山口(0810)→夜叉神峠(0915-25)→杖立峠(1100-10)→苺平(1255-1305)→南御室小屋(1330) |
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| 中央線下り始発電車に乗って、甲府駅発0655のバスで夜叉神峠登山口に向かいます。 登山道をたどり着いた夜叉神峠で、白根三山と対面しました。 右(北)へ尾根路をたどって、杖立峠、苺平と標高を稼いだら、少しで南御室のテント場に到着です。 樹林に囲まれ快適なテント場なのですが、展望がないので、明日に備えて早寝としました。 | |||
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第2日目: 南御室小屋(0300)→薬師岳(0430-0520)→観音岳(0600)→アカヌケ沢ノ頭(0700-10)→高嶺(0810-15)→白鳳峠(0855-0905)→白鳳峠入口(1110)→広河原(1125) |
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| 未明にテントをたたみ、ヘッドランプで出発して登山道へと進みます。緩急を繰り返しながら、一頻り登り詰めると、砂払ノ頭に。 薬師小屋をやり過ごして、薬師岳の山頂で御迎光を待ちます。 絶好の空の下、富士山、正面の白根三山、北には観音岳や八ヶ岳、本当に素晴らしい光景に接することができました。 | |||
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| 絶景の薬師岳を後に、観音岳への稜線の路をたどります。 足元にピンクのタカネビランジや、岩陰のホウオウシャジン、を楽しみながら歩いていました。 観音岳からは、これから歩く早川尾根の後ろに甲斐駒ヶ岳がそびえています。 観音岳を後にグッと降った後、つらい登り返しでアカヌケ沢ノ頭へ。 「早川尾根へ」に導かれて、高嶺に向かいます。 | |||
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| 緩やかに下って、少しの登り返しで高嶺に。思ったよりも時間がかかってしまった・・・。 急降下の先に、これらから向かう白鳳峠が見えてきました。 ゴロ石の路をたどり降りて、樹林帯の白鳳峠に到着。 左手(南方)にゴロ石の広い涸沢?を一頻り下った後、樹林帯に入って、なおも急坂の続く路を進みます。 途中連続した鉄梯子(2段+4段)がだいたい中間点でしょうか。 降りに飽きてきたころ、右下に林道を見つけ、ようやくで白鳳峠登山口に到着しました、疲れた・・・。 | |||
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| 甲府行きのバスは2台、待っていた人たちはちょうど全員が座れるだけの人数でした。 甲府駅まで2時間の乗車時間は、新書を広げて読書の時間としました、余裕の気分です。 その上、甲府駅には定刻の5分前に着いたので、乗れなかったハズの一本前の電車に乗車することができ、一時間程早めに帰宅できました、よかった〜〜。 八王子は最高気温37℃とかで、帰宅後直ぐにシャワーを使って、サッパリしました。 | |||
| 展望の鳳凰三山へ。 一日目の夜叉神峠からの白根三山の展望も楽しめましたが、二日目の明け方は天気予報で期待した以上の晴天でした。 未明の富士山、真っ正面の白根三山、これからたどる観音岳、雲海に浮かぶ八ヶ岳、素晴らしい光景に接することができました。 御迎光の写真を撮っていたのは本当に久しぶりのような気がします。 未明にヘッドランプで歩き始めて、薬師岳で陽の出を迎えたのが、報われましたね。 これだからこそ、山はやめられないんですよね ^_^//。 | |||
| 鳳凰三山、早川尾根・高嶺も何度か歩いた路です。 白鳳峠の路は上部のゴロ石は覚えていたものの、樹林帯の路はこれほどまでに急坂だったでしょうか。 早川尾根のアサヨ峰から始まった計画は、色々な公共交通機関ために予定コースが変わったのですが、白鳳峠からの降り路は後悔するに十分と思います。 | |||
| 前の週のお盆休みが今一つの空模様だったので、この週末は混雑だったようです。 甲府駅<->広河原のバスも増便していたようですし、南御室のテント場も40張はあったような気がします。 それでも、二日目の朝の好展望を、皆さん楽しんでいらっしゃる様子でした。山はいいですね。 | |||
制作:加藤 輝男 2025年8月25日
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