|
奥多摩:赤指尾根と榧ノ木尾根 2025年8月17日(日) |
|
||
| お盆休みは天候不良が続いていましたが、この日曜日はどうにか好天が期待できそうです。 新しいデジタルカメラのテストもしたいので、どこか展望の好い山を、と探した結果、石尾根の鷹ノ巣山に決まりました。 何度も出かけている山なので、登りは赤指尾根を峰谷橋から歩き、帰りはそこそこ展望があったような(気がする)榧ノ木尾根を降る計画です。 赤指尾根は、峰谷橋〜ウエンタワ間が情報が少ないのですが、他のコースの情報を参考に、4.5時間と見積もり、計画書を作成しました。 それでも9時間超のコースタイムとなってしまうので、久しぶりの青梅線始発電車になってしまいました。早寝しなきゃ・・・。 | |||
| 峰谷橋(0700)→雨乞山(0815-20)→尾平山(0855?)→林道(0940-45)→林道終点(1030-40) →赤指山(1050)→千本ツツジ分岐(1230-40)→避難小屋(1340-1410)→縦走路分岐(1440)→榧ノ木尾根分岐(1500) →榧ノ木山(1525)→倉戸山(1610-15)→倉戸口(1710)→奥多摩湖(1730) | |||
| 始発電車と始発バスを乗り継いで峰谷橋で下車。橋を渡った川野の集落から登山道に入ります。 まるで岬に飛び出した半島のようです。 登山口から急坂が続くので、遮二無二歩いていたら、やっとで雨乞山(P981m)に到着しました。 平らな場所を見つけて一休みです。 北へ向かった路は右から左へ回り込んで、尾平山(P1074.6m)へ。 踏み跡は尾根の右(東側)についていたので、山頂には寄らず、P1104mも巻いて、進みます。 緩やかな路がすこし急になったら、未舗装の林道に到着しました。 林道の終点まで歩き、尾根に戻ったところからしばらくで赤指山。今日は誰にも会わない、ですね。 穏やかだった路も、峰谷林道からの路を併せると、石尾根縦走路(水源巡視道)への急坂の登りが始まります。 何段か急登/緩登と繰り返した後、頭上の青空がのぞいてきたと思ったら、やっとで千本ツツジの分岐に到着。 休憩予定の鷹ノ巣避難小屋を目指して、あと小一時間の歩きです。 | |||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| 鷹ノ巣避難小屋に着いたのはもう13:40。ともかくも遅めの中食が終わったのが14:10。 予定している榧ノ木尾根を降るとすると4時間以上残っていて、6時を過ぎるのかも・・。 それでは体力的にも厳しいし、空は薄曇りで展望も期待できないので、鷹ノ巣山を巻いて、石尾根縦走路に回ることに決定。 これで30分位の短縮になります。 気持ち急ぎながら、石尾根縦走路分岐、水根林道分岐、と通り過ぎて榧ノ木尾根へ。 どこが頂上かわからない榧ノ木山をやり過ごした後、急坂となってドンドンと標高を下げていって、ようやくで倉戸山に到着しました。 それでも倉戸口バス停までは、まだたっぷり一時間が残っています。 | |||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| 倉戸口バス停についてみれば、5分前にバスが出たところで、次のバスまで一時間以上あいています。 奥多摩湖(小河内ダム)まで歩いて、トイレによって顔と腕を洗ったらようやく一息つくことができました。 バス待ちの間に軽食を摂った後、奥多摩駅に向かいます。久しぶりに長時間の歩きでした。 | |||
| 赤指尾根、今回は思っていた以上に大変でした。 峰谷橋から千本ツツジまで4時間半を見込んでいたのですが、結局(休憩も入れて)5時間半かかっています。 上半分、林道までは降りてきたことがあるので、大体様子は判っていたつもりですが、まあそれでもきつい登りだったと思います。 それにもまして下半分、特に最初のピーク、雨乞山までに消耗してしまいました。 峰谷橋から標高差500mなので、一時間以上かかったのは仕方ないにしても、ずっと登りが続いて気が休まらないコースでした。 本仁田山のゴンザス尾根や、蕎麦粒山の鳥屋戸尾根を思い出します。それでも登りは2-3時間だったのに・・・。 | |||
| デジタルカメラの撮影テストのために、展望のいい鷹ノ巣山を選んだのですが、空は薄曇りで展望が得られません。 所々樹林の隙間からでも富士山を見つけられると思っていたのですが・・・。 望遠側のテストはまたの機会にしましょう。 ワイド側はマズマズといったところ。白飛びしやすかったり、ボケが弱かったり、が少し気になりましたが、そこはイメージセンサが小さいのが理由です。 なので、どうしても気に入らなければ、いつものようにデジイチを持ち出すしかないですね。 | |||
制作:加藤 輝男 2025年8月22日
Copyright © 2025 by Teruo Katoh