|
新緑の中、奥秩父:甲武信ヶ岳へ 2025年6月7日(土)〜8日(日) |
|
||
| このところ週末は傘マークばかりで遠出ができなったのですが、珍しく傘マークのない土日の予報になりました。 出かけるしかない!、とばかりテント泊を計画、行き先は奥秩父の甲武信ヶ岳。 千曲川源流から登り、雁坂峠から西沢に降りる計画にしました。 シャクナゲの頃なので、混雑していそうなのが気になりますが、テント場も定員予約制なので大丈夫かな?。 | |||
|
第1日目: 梓山(0900)→毛木平(0955-1000)→ナメ滝(1210-20)→千曲川水源碑(1355-1400)→稜線(1435)→甲武信岳(1510-30)→甲武信小屋(1540) |
|||
| 朝の東京地方は曇り空でしたが、甲府盆地に着くころには晴れ間が見えてきて、小海線の窓から甲斐駒と八ヶ岳を撮影していました。 | |||
|
|
|
||
| 信濃川上駅からバスで梓山へ。 毛木平の駐車場では100台以上の車を見かけましたから、甲武信小屋は大混雑でしょうか?。 十文字峠への路を分けて千曲川源流を西沢へ進みます。 いつの間にか高度を上げる感じで、滑滝を過ぎ、水源地標で小休止。 急坂を登り詰めて稜線の縦走路を左へ折れ、最後の急坂を登りきると、甲武信ヶ岳山頂に到着します。 生憎と雲が多く、遠望が利かないのですが、それでも富士山が薄っすらと見えていました。 早々に甲武信の小屋へ下りてテントを張って、夕食の時間。 夕方になっても雲が多く陽の入りは望めそうにないので、頂上へ行くまでもなくふて寝になってしまいました。 | |||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
||
|
|
|
|
|
|
|
|||
|
第2日目: 甲武信小屋(0415)→木賊山(0435-40)→稜線分岐(0445)→近丸新道分岐(0605)→徳ちゃん新道入口(0730-35) →西沢渓谷入口(0800) |
|||
| 翌朝も雲が多くて展望が期待できません。 それでは歩きを楽しめそうにないので、縦走をあきらめて下山することに決めました。 木賊山を過ぎて分岐を右へ折れて戸渡尾根へ。 相変わらず薄曇りですが、2100m辺りからシャクナゲを見つけたので、楽しみながら急坂を下ります。 左へ近丸新道を分けて、徳ちゃん新道へ。 ずっと急坂が続きますが、沢音が近くなると、ようやくで徳ちゃん新道入口に到着、バス停までのんびりと歩き降りました。 う〜〜ん、予定より大幅に早く着いてしまったので、バスの発車時間まで読書の時間にあてました。 | |||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| 今回は山梨市駅へ。まだ昼前でもあり、空席の目立つ電車の片隅で文庫本の読書に励みました。 | |||
| 奥秩父の甲武信ヶ岳、シャクナゲの頃に歩くのは久しぶりです。 往路は千曲川源流から、新緑の沢沿いの路。 鬱蒼たる奥秩父の雰囲気、新緑と苔の路を楽しみながら歩くことができました。 復路は、天候のため雁坂峠までのあきらめたので、戸渡尾根を直降下になってしまいましたが、 丁度シャクナゲの時期ともあって、結構楽しみながら歩いていました。 記録を作りながら思い返してみれば、戸渡尾根を降ったのは初めてかもしれませんね。 | |||
| 今回、日帰りで甲武信ヶ岳を歩いている人とずい分とすれ違いました。 毛木平から右回りで甲武信を一周する人達。 また、西沢渓谷から戸渡尾根を往復する人達。 駐車場に車を止めて早朝に歩き始めれば、時間だけなら歩くことができるかもしれません。 私のように公共交通機関を利用するしかないと難しいですが・・・。 でも、朝夕に稜線で泊まるのは、その時間にその場所に居なければ見ることのできない展望を期待してのことです。 「お気に入り」に集めた写真も陽の出/陽の入りの頃のが多いです。 陽の出/陽の入りの30分前後、空の色が刻々と変化する時間。 それは体験してみないとモッタイないんじゃないかなぁと思ってしまいます。 それを楽しみに、稜線に泊まってみるのもいいのじゃないでしょうか。 | |||
制作:加藤 輝男 2025年6月9日
Copyright © 2025 by Teruo Katoh