ヤブ山?の伊豆ヶ岳東尾根 2025年1月25日(土) |
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少し前に手にいれた本に「ヤブ山」として紹介されていたのが、奥武蔵・伊豆ヶ岳の東尾根。 伊豆ヶ岳は鎖場のある岩山としてポピュラーであり、三十年程前に歩いた記憶があります [あの頃は日帰りではカメラを持ち出さなかったので、記録がありません]。 東尾根を登りにとって伊豆ヶ岳に登頂したら、その頃を思い出しながら、尾根路を旧正丸峠まで歩いてみよう、と計画しました。 | |||
西吾野駅(0630)→森坂峠(0700)→下久通(0710)→琴平神社(0720-30)→狢入/P542m(0800)→P670m(0850-55) →伊豆ヶ岳(0940-1020)→五輪山(1030)→小高山(大蔵山)(1040)→正丸峠(1100)→正丸山(1125) →旧正丸峠(1140)→林道(1155)→国道299(1225)→正丸駅(1245) | |||
未明の電車に乗車して、西吾野駅で下車。 まだ少し暗さが残っている中、樹林の中の路へ向かいます。 鞍部の森坂峠を越え、いくらか急な降りになって、下久通の集落へ。 右上に鳥居を見つけ、琴平神社で一休止して、栄養補給、です。 神社の脇を左に延びているのが東尾根。 急な登りと緩い下りを何回か繰り返し、いくつかの小尾根を併せてだんだんと尾根らしくなってきます。 542mのピーク(ムジナ入)を過ぎると一段と急になり、左から尾根を併せて露岩のある短いヤセ尾根を通過します。 次のピークは直登せずに左から巻いて登りました。もうすぐで最後の伊豆ヶ岳。 直登の路に入り、ロープに助けられながら岩場を越すと、やっっっと山頂でした、ふぅ・・・。。 いくらか見晴らしがあるものの、風が強い!。 山頂広場西側の岩を風除けにして、中食をいただきました。 | |||
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鎖場のある伊豆ヶ岳ですが、立入自粛要請の看板もあり、降りは危険なので、女坂へ回ります。 ここからは歩きやすい路になって、五輪山、小高山と通過して、下りになったら正丸峠でした。 なんか不釣り合いなほど立派な建物が見えましたが、車道が上がってきているから仕方ないのかな・・・。 階段で登り返して、正丸山、川越山と緩やかな尾根路をたどった後、急坂になって旧正丸峠へ。 右手にたどった峠路はやがて林道に変わり、国道に出て、しばらくで正丸駅に到着しました。 | |||
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西武線を東飯能駅で乗り換え、八高線で八王子へ。 まだ時間も早めなので、空いた席で本一冊を読み終えただけの、チイ旅でした。 | |||
今回たどった伊豆ヶ岳東尾根。 紹介した本では「ヤブ山」となっていました。冬場で落葉している点を差し引いても、ヤブはないんじゃないかな。 里山の延長か、歩いている人はいるようで、登りならトレースを迷うような箇所はありません。 が、伊豆ヶ岳山頂に近づくにつれてだんだんと傾斜が急になり、足を滑らしたら、と思うほどでした。 山頂手前のピークは直登せずに一旦左に巻いて右に登るのですが、20m足らずとは言え、それでもやっぱり急坂でした。 伊豆ヶ岳山頂へは直登のコースを採りましたが、ロープがなければ登れなかったんじゃないかなと思います。 山頂までの最後の10mちょっとはロープがなく、落ち葉で滑りそうになって、冷や汗をかきました。 それでも、久しぶりに歩くことを楽しめたコースです。 | |||
人気のある伊豆ヶ岳。 かなりの人は五輪山から、残りの人も正丸峠から歩いているようですね。多くの人を見かけました。 女坂を過ぎた五輪山から正丸峠、旧正丸峠への尾根路は、気持ちよく歩くことのできる路です。 大展望ではないものの、所々で展望は得られたし、樹間を通して向かいの尾根を望むこともできました。 奥武蔵を私が歩いたのは冬場がほとんどですが、新緑や紅葉が美しい、とのことなので、季節を変えて歩いてみようと思います。 |
制作:加藤 輝男 2025年1月26日
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