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茅ヶ岳からの展望を期待して
2024年12月28日(土)〜29日(日)
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 今年のお正月休みはカレンダーの都合で九日間と長いので、三回の宿泊山行を計画しました。 その一回目、先ずは展望の茅ヶ岳へ向かいます。 第一日目は山頂へ向かうだけなので、バスの時間に合わせて少しゆっくり目の出発になりました。

第1日目:
 柳平(0940)→登山口(1030-40)→女岩(1100-10)→女岩のコル(1200-05)→茅ヶ岳(1235)
 柳平でバスを降りて、車道を登山口へ向かいます。深田記念公園で身支度を整えて出発。 穏やかな樹間の路をたどり、林道の分岐を越えると、少し傾斜がきつくなりますが、しばらくで女岩に到着しました。 今はロープが張られていて近づけないのですね。 路は右手の急坂へ。落ち葉で膝まで埋まる路をたどり、滑りやすそうな急登をこなすと稜線上のコルに到着です。 尾根路を左手にたどり、露岩を乗越したりして、高みへと進むと、茅ヶ岳の山頂に着きました。 富士山から鳳凰三山、右手には八ヶ岳、と大展望が広がっているのですが、雲が邪魔しています。 風もあり寒いので、早々にテントに潜り込みました。
茅ヶ岳登山口から 緩やかな登山道 女岩−立ち入り禁止! 女岩から右上に急登
頂上まであと1km 女岩のコルへ 深田久弥の碑 茅ヶ岳山頂に到着
富士山は雲の下 鳳凰三山も雲の中 八ヶ岳の方向
富士山、夕景 富士山、夕景
第2日目:
 茅ヶ岳(0700)→千本桜分岐(0705)→分岐(0800)→登山口(0820)→柳平(0900)→自然公園入口(0915)
 明くる朝、空は快晴、富士山の展望が広がっています。 黒一色だけだった展望がだんだんと明るくなってゆく様をずーっと眺めていました。やがて御迎光。 朝焼けとまでも言えないけれど、金峰山方向に残っていた雲が少しだけ茜になりました。 また、正面の鳳凰三山・早川尾根も少し残った雲が色づいてくれました。
富士山−曙 富士山−曙 八ヶ岳にも雲 富士山未明
金峰山と朝焼け雲 御迎光ー富士山 御迎光 御迎光ー富士山
鳳凰三山、雲が焼けた 朝の茅ヶ岳山頂
 女岩への落ち葉で埋まった滑りやすい路を降りたくはないので、右手の尾根路コースに入ります。 5分ほどで千本桜への分岐を右手に分けた後は、急坂を勢いで降ると、しばらくで傾斜も緩んで歩きやすい路に変わりました。 尾根を分け左下に降って、少しだけ林道を進むと、昨日歩いた路に合流し、深田記念公園に到着します。 あとは柳平のバス停までの車道歩きが残っています。 バス停を見つけられずに歩き進んでしまい、結局自然公園入口まで歩いてしまいました。
千本桜の分岐 大岩を右に降りる 駐車場分岐へ 鳳凰三山と甲斐駒ヶ岳
 韮崎からは高尾行きの電車に乗車。暖かな陽射しの中約二時間のチイ旅を読書の時間で過ごしました。
 
 展望の茅ヶ岳。独立峰のような感じで、付近に高い山がないので、大展望が得られます。 富士山、鳳凰三山、八ヶ岳、奥秩父、・・・。 槍穂も見えるハズでしたが、思ったより雲が多くて、隠れてしまっていたのが残念でした。 それでも、翌朝の富士山の展望は素晴らしいものでしたし、金峰山を初めとする奥秩父の展望にも満足することができました。
 一度は歩いているのだけれど、と記録を探すと、2001年の7月でした。 7月の夏空で「雲・ガスの多いあいにくの天気」だったので、展望の記録がないですね。 韮崎からのバスが深田記念公園まで延長はされたのは聞いていたものの、平日のみ、なのでなかなか足が向かず、 二十数年ぶりとなってしまいました。 韮崎からの百円バスをもっと気軽に利用して、また日帰りででも歩いてみようと思います。

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制作:加藤 輝男 2025年1月5日
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