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奥多摩:大滝から大岳へ
2024年9月7日(土)
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 土曜日だけ晴れマークの週末。 先週末は台風10号で雨空、来週末も雨マークが並んでいるし、最高気温が34℃の予報だし、出かけないって手はない!。 で、どこへ行こうか、と地図を広げていたら、大岳鍾乳洞から馬頭刈尾根の間を歩いていないのを思い出しました。 このコースを登って、大岳山まで歩くことはすんなり決まりましたが、問題は下山コース。 鋸山から御前山を回るコースを組み立ててみましたが、9時間コースとなるので却下!。 で、歩きなれた鋸尾根を奥多摩駅に向かうコースになりました。 フッと、愛宕神社の石段を降りたくないな、というのが頭の隅をかすめましたが・・。

 大岳鍾乳洞入口(0727)→大岳キャンプ場(0750)→大滝(0815-20)→白倉分岐(0935-40) →大岳山(1030-1100)→鋸山(1210-15)→天聖神社(1315-25)→愛宕山(1400)→奥多摩駅(1420)
 バスの時間に合わせて武蔵五日市駅へ。 養沢行きのミニバスを大岳鍾乳洞入口バス停で降りて、歩き始めます。 小一時間の車道歩きの後、沢を渡って登山道に変わりました。 沢沿いの路は涼しさが感じられるものの、このところの雨続きで水量が増しているのが気になりました。 大岳沢の源頭を過ぎ、尾根に取り付いて、急坂をジグザグでこなしてゆきます。 傾斜が緩んできて、頭上の空が広がってきたように感じたら、ようやくで馬頭刈尾根に到着。 一休みの後、大岳さんに向けて歩き進みます。 大岳山の高まりの手前で右手に折れて大岳神社へ。 登山道をたどり、少しばかりの岩場を越せば、大岳山山頂に到着しました。 天気予報は晴れマークだったのに、空には雲が多く、富士山の展望はお預けでした。
小滝 登山道へ 大滝 苔生した桟橋
源頭の流れ"" 源頭を離れる この石段?を越えれば ヤマホトトギス?
カシワバハグマ 大岳神社 大岳山山頂に到着
 昼食後、北へ山頂を越えると、鋸尾根に乗っかります。 鋸山で12時過ぎ、だったからやはり御前山はお預けですね。 奥多摩駅に向かってドンドンと標高を落としてゆきます。 鎖場は右手に巻いて、天聖神社で一休止。樹林帯を進んで行き、登計峠から愛宕神社へ。 気を引き締めてから、急な187段の石段に向かいました。
ギンリョウソウ 鋸山を通過 ミヤマママコナ? モミジバハグマ?
キバナアキギリ 樹間の展望 愛宕神社の石段 シュウカイドウ
 電車は丁度奥多摩駅を出た後だったので、奥多摩ビジターセンターで涼んでいました。 乗車した電車はホリデー快速おくたま号で楽ちんでしたが、 青梅駅で全員乗り換えになったのは少し驚きでした。
 
 今回初めて歩いた大岳沢ルート、緑と水辺の楽しいコースです。 沢沿いの路はいくらか涼しくて助かりました。 このところ雨が多かったので、少し水量が多かったかもしれません。 沢の路は歩きにくく、迷いやすい箇所もあったので、注意が必要ですね。 水辺を離れて尾根に取り付くと、ジグザグの急登に変わりますが、石段になっているところもあって、気持ちよく歩くことができました。 新緑の春の頃にもう一度歩いてみたいような気がします。
   この時期なので期待していなかったのですが、ヤマホトトギスを多数見つけました。 カシワバハグマ、キバナアキギリ、などもあって、山はもうしっかり秋の準備を終えている、という感じでした。 でも、歩くにはやはり気温が高くて暑い!のですけれど・・・。
 馬頭刈尾根から大岳山に回ると人が多くなりました。 大岳山から鋸尾根に回ったのは昼前で、鋸山を正午過ぎに通過し、奥多摩駅に向かったのですが、 そんな時間になっても登ってくる人々とすれ違います。 下山口は、日ノ出山からつるつる温泉だったり、御岳山のケーブルカーだったりですが、 それでも下山予定時刻は、午後の3-4時になってしまいます。 コースタイムから逆算すると、奥多摩駅を9時〜10時に出発したのだろうと思いますが、事故なく無事に歩けるのだろうか、気になりました。 明るいうち下山されたことを願っています。 山は『早出早着』が原則なのは、山を歩くことに余裕を持たせるためであって、それは誰でもない自分のため、なんですけれど、ね。

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制作:加藤 輝男 2024年9月14日
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