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麻生山・権現山から甲東不老山へ
2024年6月15日(土)
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 来週は梅雨入りしそうな最後の週末。 真夏日の天気予報もあって、山に逃げ込もうと権現山への山行を計画しました。 もう何度も歩いている路なので、登りは未だ歩いていない杉平からの鋸尾根で三ツ森北峰へ。 下りは、雨降山から不老山に回り、不老下から四方津駅に出ることにしました。 これで本数の限られたバスを当てにしないで済みます。 前夜は天気予報とにらめっこしたため準備が遅くなってしまいましたが、ともかく始発電車で出発!

 杉平入口バス停(0645)→登山口(0700-10)→三ツ森北峰(0930-40)→尾名手峠(1003) →麻生山(1015-20)→権現山(1115-50)→雨降山(1215)→和見峠(1245)→ゴウド山(1255) →高指山(1320)→甲東不老山(1345-50)→不老下(1435-40)→大野貯水池(1517)→四方津駅(1540)
 猿橋で電車を降り、営業所から小菅行きのバスで杉平入口に向かいます。 道標に導かれながら、鋸尾根へ。 急坂をしばらくで尾根路になりましたが、なおもジグザグの急登が続きます。 樹相が明るくなり、傾斜が緩んできたら、尾根が広くなってきます。下りの時は迷いそう。 二つの小ピークを巻き、三ツ目は越えて、四ツ目の長い登りをこなしたら、縦走路に出て、右へ三ツ森北峰に到着。 小広い山頂は展望がよく、正面に富士山が見えていました。
稜線を望む 鋸尾根の登山口 イチヤクソウ 新緑の中の路
稜線直下の急登 三ツ森北峰に到着 展望、麻生山
 小休憩の後、東へ権現山へ向かいます。短い露岩を二度抜けると尾名手峠。緩やかな登りで麻生山に到着しました。 気持ちよい緩やかな尾根の路をたどり歩き、オクノ沢ノ頭を越え、権現山への緩傾斜の登りに変わります。 右手から浅川峠からの路を合わせて、少しで権現山の山頂に着きました。 どうにか富士山を、また奥多摩や大菩薩の山々を見つけました。
露岩を越える 尾名手峠 麻生山山頂 小観音
フタリシズカ ヤマツツジ 浅川峠分岐 権現山に到着
富士山の遠望 北方に三頭山
 中食をいただいた後、大ムレ権現を通り過ぎ、雨降山の分岐を右に折れ和見峠へ。 稜線を急降りし、林道を横切ると、植林ではげ山のゴウド山。 左へ折れて、高指山へ登り返して、しばらくで不老山に到着しました。 最後の展望を楽しみ、不老下へ下ります。 バス停を見送った後は、四方津への長い舗装路歩きになりました。
雨降山分岐 一頻りの急降り ゴウド山を左へ 高指山
石老山(中央) 蛭ヶ岳、大室山 大室山、御坂の山々
金毘羅神社 不老山の登山口
 ギリギリ丁度で間に合った快速電車に飛び乗れたおかげで、一息つく程もなく八王子に帰着しました。
 
 権現山の稜線はこれで何度目でしょうか。 麻生山からは穏やかな尾根路が続き、稜線漫歩を楽しむことができます。 雲が多かったとはいえ、富士山の遠望を楽しむことができました。 また、丹沢や奥多摩、大菩薩の展望も得られましたから、この時期としては幸運だったでしょうか。 1300m前後の標高もあって、人里は真夏日でも稜線では約20℃、心地よい爽やかな微風でしたから、予定通り、ですね。 それでも、不老山からの降り、標高を落とすにつれて、気温が上がってゆくのを感じていましたが・・・。
 登りにとった鋸尾根、思っていた以上に長かったです。下部は長い急登でしたし、上部は名前の通り小ピークを越える路が続きます。 稜線の路に出てほっと一息でしたが、対岸の長尾根の方が、長いけれど上部の傾斜が緩いだけ楽に感じられたような気がしました。 どちらの路にしても、標高差が大きいだけに、大変なコースです。

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制作:加藤 輝男 2024年6月16日
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