都県界尾根を横断、奥多摩から奥武蔵へ 2024年5月25日(土) |
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5月最後の週末。週間天気予報では次週は雨の予報。 雲が多いながらも、どうにか雨にはならなさそう、な貴重な空模様を逃す手はない、とあれこれとコースを探してみました。 結果、3月頃から計画を立てていた、鳩ノ巣からさわらびの湯へのコースに決定!。 コースタイムは10時間と長いですが、都県界尾根を横断して奥多摩から奥武蔵へと歩くので、この山域の雰囲気を二つとも丸ごと体験することができる欲張りなコースです。 陽が長い時期とは言え、せめていくらかでも明るいうちに下山できるようにと、始発電車に乗車することにしました。 | |||
鳩ノ巣駅(0555)→大根ノ山ノ神(0640-50)→オオダワ分岐(0805)→舟井戸(0840-45)→東の肩(0900) →川苔山(0905-10)→東の肩(0915)→曲ヶ谷北峰(0920)→横ヶ谷平(0935)→踊平(0955)→日向沢ノ峰(1025-50) →分岐(1100)→有間峠(1200)→有間山(1235-40)→橋小屋ノ頭(1315-20)→蕨山展望台(1350) →藤棚山(1415)→大ヨケの頭(1450)→金比羅神社跡(1535-40)→さわらびの湯(1615) | |||
鳩ノ巣からは何度も歩いた通いなれた路。歩行時間も長いので、ストックを使いながら歩き始めます。 大根ノ山ノ神から船井戸へ向かった後、東の肩から川苔山を往復。山頂では、曇り空が少しだけ青空に変わりました。 東の肩へ引き返して、曲ヶ谷北峰へ。 どんどん標高を落として、横ヶ谷平、踊平を通過した後、急坂を日向沢ノ峰へ登り返します。 有間山への路は様子がわからないので、少し早いけれどここで中食としました。 | |||
北へ降って都県界尾根に出た後、緩く登り返すと有間山への分岐です。 しばらくは急降下でしたが、少し傾斜が緩んだのでホッと一息。 尾根筋をたどるだけの路のハズが、一ヶ所間違えて登り返すハメになりました。 尾根をたどり、仁田山を越えると、有間峠で峰越林道を横切ります。 登りついたピークを越えて、二つ目のピークが有間山(タタラの頭)。 さらにピークをいくつも越えた先が、橋小屋ノ頭(有間山?)でした。 | |||
橋小屋ノ頭を後に、長い急坂を下り、逆川乗り越しで林道を横切って、緩く登り返したところが蕨山(標高点)。 名郷下降点を分けて、しばらくで蕨山展望台に到着しました。 さわらびの湯へは尾根路をたどるだけなのですが、展望はないし、下草の花もないし、で、ただ降りるだけの路でした。 藤棚山、大ヨケの頭、金毘羅山、とドンドンと標高を下げていきます。 金比羅神社跡で鳥居神社への路を分けて、忠実に尾根をたどりました。 もうさわらびの湯バス停も近いのかな・・・。 | |||
さわらびの湯からはバスで東飯能駅へ。 東飯能からはまだ空席のある電車で帰宅。 バス、電車共に着席できたので、プチ旅を楽しみました。 | |||
今年に入って、何度か奥武蔵を歩いています。 この有間山を越えるコースも3月頃に計画しながら、コースタイムが長いので乗り気にならない状態が続いていました。 今頃は陽が長い時期でもあり、また梅雨を控えて雨の週末が続きそうなこともあり、思い切って出かけることに。 曇りの天気予報だったのに、青空が広がってきたので、出かけてよかったですね。 コースタイムが約10時間と長いのでストックを準備しましたが、そのおかげか足を痛めることもなく歩ききることができました。 それでも、日帰り山行で、帰宅が日没後になったのは久しぶりでしょうか。 一日過ぎた今日(26日)でも、まだ足に疲れが残っています。体力が落ちたなぁ・・・。 | |||
日向沢ノ峰を境に、前半は奥多摩、後半は奥武蔵のエリア。 前半は、何度目かでもあり、いくらか展望なり花なり、を楽しむことができたのですが、 後半は展望も下草の花も限られており、黙々と足を進めるだけの歩きになっていたような気がします。 実際、後半は写真が少ないですよね。 橋小屋ノ頭から蕨山、金毘羅尾根も一度は歩いているハズなのですが、雪の残る冬でもあり、二十数年前なので、 こんな路だったかな、と首をひねりながら歩いていました。 |
制作:加藤 輝男 2024年5月26日
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