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奥武蔵、ユガテから大高取山へ
2024年2月18日(日)
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 前回奥武蔵に出かけた時に、電車で出会った人に勧められたのが、一本杉峠から大高取山へのコースでした。 大高取山からは越生駅に出るとして、一本杉峠へはどう入るか、を少し考えた結果、山上集落のユガテを回ることにしました。 一度は歩いているハズだけれど、桃源郷の様な雰囲気だった気がします。

 東吾野駅(0655)→橋本山(0745-50)→ユガテ(0805)→エビガ坂(0825)→十二曲(0845) →一本杉峠(0910-40)→鼻曲山(1010)→天望峠(1045)→桂木観音(1105)→大高取山(1130) →幕岩展望台(1140)→西山高取(1205)→世界無名戦士の墓(1215)→越生駅(1235)
 東吾野駅で電車を降りて、吾那神社の裏から登山道(飛脚道)に取り付きます。 急登が一段落したら雨乞塚を経て橋本山へ。 緩やかな登り降りをこなすとしばらくでユガテの集落につきました。 林道から尾根に回り、車道を経て、少し前に歩いたエビガ坂に到着、今日は左手(西)へ向かいます。 尾根に付けられた路を進み、十二曲から登り返して丸いピークへ。 指導標に導かれて右(北)へ曲がると、一本杉峠でした。 少し早いけれどここで昼食にします。
吾那神社 橋本山にて 南側の展望 ユガテにて
ユガテから再び登山道へ エビガ坂を左へ 一本杉峠への分岐 一本杉峠にて
 一本杉峠を後に、尾根路を北へ向かいます。 樹林帯に付けられた尾根道をしばらくたどり、少しばかりの岩場を越えると、男坂を経て鼻曲山に到着しました。展望がないなぁ・・・。 椎木山を越えると切通しの天望峠。一旦車道を横切った後、ピークを越えると、桂木観音に到着です。 東側が開けており、毛呂の街並の向こうには関東平野の広がりがありました。 再び山路に入って急登をこなしたら、小広い肩を経て、大高取山へ。 山頂は多くの人であふれていますが、北側に奥武蔵、南側に越生アルプスの展望が得られました。
これより先 岩場危険 大岩を越える 鼻曲山447.3mにて
椎木山(P368.1m)にて 桂木観音からの展望 桂木観音 大高取山の肩の広場
大高取山に到着 北側の展望 生越アルプス 幕岩展望台
 大高取山の東面の坂を下ると幕岩展望台、尾根路に戻って西山高取へ。 ここでも大展望が得られ、足元に生越の街並みが広がっていました。 ぐっと高度を下げ桜の山公園に飛び出した後は、緩やかに車道をたどり、越生駅に着きました。
西山高取に到着 展望1 展望2 さくらの山公園へ
生越神社
 列車の時間を勘違いして急いだので早く着いたのですが、おかげでホームのベンチでゆったりとした時を過ごすことができました。 到着した一両編成のディーゼルカーに乗車し、高麗川で電車に乗り換えると、八王子まで一息です。 越生駅前の観光案内でいただいたハイキングマップを広げて、今日の歩きを振り返っていました。
 
 電車で会った人に勧められて出かけた今日のコース。 収穫は山上集落、ユガテと桂木です。山懐に抱かれた山上の桃源郷でしょうか。 時にはこんなところでゆったりとした時間を過ごすのもよいものですね。 梅、桜などの春の花が咲くころ頃にまた訪ねてみようかと思います。 写真がまだまだ枯葉色だらけですから・・・。
 今回は吾野側からの山越えでしたが、大高取山自体は越生駅からも一時間少々の歩きです。 また幕岩展望台や西山高取からは大展望が広がっていたし、さくらの山公園からも眺望が得られます。 駅から一登りでこんな展望が得られるなんて、「ハイキングのまち」宣言の越生ってスゴイです。

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制作:加藤 輝男 2024年2月23日
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