ホーム日付順 | 地域別 | お気に入り


展望の 奥多摩:鷹ノ巣山
2023年12月29日(金)〜30日(土)
地図はこちら
 
 年末年始の恒例の富士山撮影山行、第一弾はすんなりと鷹ノ巣山に決まりました。 ただ問題は往き帰りのコース。 往きは最短で峰谷から歩くことに決めたものの、帰りが決められません。 何度も歩いているからなぁ・・・。 結局、石尾根を六ツ石へ歩き、三ノ木戸へ回って奥多摩駅に向かうことで、ようやく計画書を作りました。 一日目は峰谷橋から歩いても4時間程なので、少しゆっくり目の出発です。

第1日目:
 峰谷橋(1005)→峰谷(1040)→三沢(1055-1100)→奥(1145-50)→避難小屋(1405)
 避難小屋(1545)→鷹ノ巣山(1610-40)→避難小屋(1700)
 日帰り登山には遅い時間なのでガラガラの電車で安心していたものの、 奥多摩駅に着いてみれば予想外の長蛇の列が・・・。雲取山荘に行くのでしょうか。 峰谷橋で降りたのは一人だけ、で一安心。三沢まで歩いて、奥から登山道へ。 どんどんと標高を上げた後、尾根を外れて水場に。少しで鷹ノ巣山避難小屋でした。、
奥の登山口 鷹ノ巣避難小屋の水場 鷹ノ巣避難小屋 全景
 陽の入りの時間に合わせて鷹ノ巣山山頂へ。 一人だけの山頂で、陽の入りが終わるまで富士山を始めとする山々の展望にじっくりと浸っていました。
富士山の展望、陽の入り 富士山の展望、陽の入り 富士山の展望、陽の入り 富士山の展望、陽の入り
富士山の展望、陽の入り 富士山の展望、陽の入り 富士山の展望、陽の入り 南ア稜線のシルエット
第2日目:
 避難小屋(0535)→鷹ノ巣山(0605-0700)→縦走路分岐(0720)→六ツ石山(0820-25) →縦走路分岐(0900)→三ノ木戸(0945)→・・・奥多摩駅(1025)
 目を覚ますと5時前。小屋で朝食をいただき、装備をまとめて、再び山頂へ向かいます。 残月があって赤味(茜色)が弱いものの、雲一つない穏やかな空の下、刻々と変幻する空の色を楽しんでいました。
未明の街灯り 富士山の展望、陽の出前 富士山の展望、陽の出前 富士山の展望、陽の出前
南ア遠景、陽の出前 御迎光 御迎光 富士山の展望、陽の出
鷹ノ巣山山頂碑 南アの上方に残月
 撮影が終われば、あとは奥多摩駅へ向かって降るだけ。 六ツ石山の山頂に寄った後、急下りを過ぎて、分岐を右に三ノ木戸へ。 車道を歩いていたら、城を過ぎたところで、車に拾っていただきました。
鷹ノ巣山の降り 六ツ石山に到着 鷹ノ巣山の上方に残月 三ノ木戸への分岐
 奥多摩駅から乗車した電車は年末でもあり時間も早いので空き席も多く、ゆったりとしていました。 また連絡がスムーズで、お昼には帰宅できました。
 
 展望の山、鷹ノ巣山。これまでも何度も歩いていますが、絶好の展望が得られる山頂と、 その傍にある避難小屋が魅力で、撮影山行にも来ています。 今回もその延長上ですが、雲一つない快晴の空が拡がったおかげで、 写真的には今一つかもしれませんが、それでも広々と続く尾根の展望と富士山、 陽の出/陽の入りを楽しんでいました。この光景を独占できることを喜びながら・・・。
 天候も安定しており、年末だというのに暖かな日でした。 最低気温は小屋内で+3.9℃、小屋入口でも+1.5℃と暖かで、水が氷ることがなかったのも幸運でした。 さすがに、陽の出前の山頂では、-5.9℃まで低下しましたが、それでも陽が出ると寒さを感じることなく歩くことができました。
 三ノ木戸からの車道を氷川(奥多摩駅)へ向かって歩いていた時に、 車で来ていた人から「氷川城跡ってどこか知らないですか?」と尋ねられました。 ## その人が幸運にも奥多摩駅まで送ってくださいました。## Googleマップでは判らないので、地理院地図を広げて「ここかな・・?」と一頻り話し合い。 結局、城近くの684mピーク付近だったらしいのですが・・・。 城址・城跡を数百訪ねた、との話でしたが、そのようなマイナーな情報にアクセスできるのはインターネットの強みでしょうか。 私のこのページも、インターネットでなければ、掲載・拡散できない情報なんだな、としみじみ感じました。

[戻る]

制作:加藤 輝男 2023年12月31日
Copyright © 2023 by Teruo Katoh