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奥多摩:棒ノ折〜黒山&高水山
2023年11月3日(金)
地図はこちら
 
 二日前に丘陵のハイキングコースへ出かけたものの、ハイキングというよりは遊歩道のような歩きが続き、かえって欲求不満が募りました。 それでまた登山地図を見ていたのですが、棒ノ折・黒山からの尾根をまだ歩いていないことに気付きました。 降り立った小沢峠から軍畑への車道を歩きたくないなと思っていたところ、上成木から高水山へ歩くコースがあるのを見つけました。 これでコースが組立上がりました。 川井から棒ノ折山への車道歩きを避けるために、清東橋まではバスを利用することにしましょう。

 清東橋(0655)→奥茶屋(0703)→棒ノ折山(0816-25)→権次入峠(0833)→黒山(0854) →小沢峠(1018)→上成木(1033)→林道(1100)→高水山(1145-1215)→高源寺(1300)→軍畑駅(1320)
 バスの時間に合わせて川井駅に到着。清東橋でバスを降り、奥茶屋から登山道へ入ります。 しばらく沢沿いの路をたどった後、左へ折れて山腹から尾根に回り込み、樹林帯の急登ををこなすと、棒ノ折山山頂に到着しました。 なんか樹々が育ってきたせいか、展望が悪くなったような気がします。 早々に権次入峠へ向かい、さらに尾根路を進んで黒山に到着しました。
奥茶屋から登山道へ 社から左へ折れる 樹林帯中の急登、山頂も近い
棒ノ折山山頂に到着 棒ノ折山山頂にて
 黒山山頂から東の尾根へ向かいます。ここからは初めて歩く路ですね。 大岩の間を進むとしばらくでちょっとした平坦地の馬乗馬場。 尾根越の林道を渡り、長久保山へ。 岩の多いピークを巻き、ドンドンと標高を下げていって、車の音が聞こえるようになると小沢峠に到着しました。 右へ折れると上成木です。
黒山山頂に到着 大岩の間を縫って 馬乗馬場にを通り過ぎるて 尾根越えの林道を横切る
長久保山(689m)のピークを越す 岩の多いピークを巻く 小沢峠への降り 小沢峠への入口を振り返る
 上成木から高水山常福院の表参道へと進みます。 ドンドンと標高が上がるのですが、枯れ枝や枯葉も多く、また足元も心もとない路でした。あまり歩かれていないのでしょうか。 合目の標石があって目安になるのですが、十合目と二十合目(二十丁目?)の標石が混じっていて戸惑います。 しばらくで、二度目の車道を横切って、石段を登りきると、常福院の山門でした。高水山山頂はそのすぐ裏です。
高水山常福院表参道の入口 高水山常福院表参道の入口 センブリ コウヤボウキ
三合目の標石 七合目の標石 高水山常福院の山門 高水山常福院金堂
 展望のない山頂で中食をいただいた後は、軍畑へ向かいます。 急坂を降り、沢沿いの路を登山口へ。あとはゆるゆると車道をたどり、軍畑の駅に着きました。
高水山山頂にて 軍畑へ降る
 好天でもあり、青梅線の電車は混雑していました。 それでも、スムーズに乗り換えできたおかげで、帰宅したのは午後三時頃でした。
 
 黒山から小沢峠へ降る尾根路。今回初めて歩きましたが、登山路はしっかりしており、迷うようなところもありません。 安心して歩くことのできる路と思います。
 一方の、上成木からの高水山常福院への路。 こちらが表参道で、丁目石が置かれていることから、多くの人が歩いたのだろうとは思います。 しかし、最近はあまり歩かれていない様子で、枯葉も多く、また露岩もあり足元も心もとない路でした。 私もですが、ほとんどの人は軍畑〜高源寺からの路をたどるのでしょうから・・。
 棒ノ折山から大回りして高水山に着いたのが12時前。そんな時間でも、三山を歩いて御岳駅へ向かう人が多くいました。 休憩も入れると、御岳駅へ到着するのは午後3時頃となり、樹林帯ではそろそろ薄暗くなり始める時刻です。 地図ではなく、ガイドブックのコピーだけを手に、登ってくる人もいました。装備は大丈夫かどうか、少し気になります。 さすがに高水山から降りる途中ですれ違った人達には、高水山で引き返してくるよう、声をかけてしまいました。

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制作:加藤 輝男 2023年11月3日
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