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八ヶ岳:赤岳から御小屋尾根へ?
2023年7月15日(土)〜16日(日)
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 海の日の三連休。久しぶりに、一泊二日で八ヶ岳へ。 行者小屋にテント泊として、赤岳・阿弥陀岳を歩いて、御小屋尾根を降りる計画を作成しました。 この三連休の天気予報では、一日目の15日は曇りだけど、二日目・三日目は晴天(猛暑!)なので、 二日目の稜線歩きは、青空の下で歩くことができるだろうと期待しました。

第1日目:
 美濃戸口(1000)→美濃戸(1050-55)→行者小屋(1315)
 曇り空の中を電車に乗車、茅野へ向かいます。途中途中の尾根はすべて雲の中でしかなく、ちょっと不安が・・・。 茅野でバスに乗り換えて美濃戸口へ。曇り空の下を歩き始めます。 雲が多いため気温が低めで、少し歩きやすいかもしれません。 美濃戸から南沢へ。どんどんと高度を上げてゆきますが、途中の展望台でもガスで展望なしのまま、行者小屋に到着しました。 混み合い始めたテント場でも、展望を期待して少し高台?にテントを張りました。
美濃戸口を後に オダマキ ウツボグサ タマガワホトトギス?
分岐を南沢へ 南沢沿いの路 かわいいキノコ 南沢沿いの路
シロバナヘビイチゴ? 行者小屋に到着
 空は少しづつ回復に向かっているようで、ガスの隙間から赤岳がのぞいたり、雲が多いものの陽の入りと夕焼けを見ることができました。明日は晴れることを期待できそうです。
ガスの切れ間に赤岳 赤岳、夕景 陽の入り 陽の入り
夕焼け雲が紅い 夕焼け雲が紅い
第2日目:
 行者小屋(0410)→地蔵ノ頭(0515-20)→赤岳(0605)→文三郎分岐(0630)→行者小屋(0710-20)→美濃戸(0855-0900)→美濃戸口(0940)
 期待に反して、翌朝は一面のガスでした。明るくなるのを待って、地蔵尾根へ。 稜線に近づくにしたがって風が強くなり、地蔵ノ頭に到着する頃には飛ばされそうな強風になってしまいました、まいったなぁ・・・。 強風とガスの中を赤岳山頂へ届いたものの、山頂の確認写真を撮っただけで、そそくさと下山します。
'地蔵尾根を登る 地蔵ノ頭に到着 赤岳南峰はガスの中 赤岳頂上にて
ゴゼンタチバナ コケモモ? チシマギキョウ?
 当初の計画では阿弥陀岳から御小屋尾根に入る予定でしたが、ガスで何も見えないし、強風下では阿弥陀岳を越えた付近の悪場が気になるので、すべてキャンセルして、行者小屋から南沢を引き返すことに決めました。 金網階段の文三郎を降って、行者小屋へ。昨日歩いた路を逆コースにとって、美濃戸口へ戻りました。
文三郎分岐 行者小屋を後に
ミヤマオダマキ? ヨツバシオガマ? イチヤクソウ
 予定していなかった始発の、ガラガラの茅野行きのバスに乗車。 茅野からは、これもガラガラの高尾行きに乗車できたおかげで、スムーズに帰宅できました。 八王子は最高気温37℃の予報で、帰宅後、ムッとする空気を追い出した後、エアコンのお世話になりました
 
 久しぶりに御小屋尾根へ行きたい、と立てた計画でしたが、予想以上に天候が悪すぎました。 天気予報を読み違えたのでしょうか。 稜線は気温11℃台、15m/sはあろうかという強風、ガスで一切の展望なし。 晴れていれば足元に美濃戸の赤い屋根を見ながらの稜線歩きだったのですが、 阿弥陀岳でも大変そうなのに、ましてや阿弥陀を越えたところにちょっとした悪場があるので、 無理が出来きないため、キャンセルにしてしまいました。 残念ですが、また行くしかないですね・・・。
 「海の日」を含む三連休とあって、行者小屋のテント場は大混雑でした。 水は豊富で、トイレがしっかりしている、素晴らしいテント場で、、何よりも「予約不要」なのが魅力です。 一日目は曇り空で人が少なめだろうと思うのに、それでもほぼ満杯のテント場ですが、 天候の回復が期待できる二日目はどんなに混雑するだろう、と他人事ながら心配になりました。 南沢を下山する際も、沢山の登山者にすれ違いましたから・・・。

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制作:加藤 輝男 2023年7月17日
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