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晩秋の尾瀬へ
2022年10月29日(土)〜30日(日)
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 秋山シーズンも終わりになりそうなこの頃、9月10月と歩いていないナ、と思いながら、計画したのが草紅葉も終わった尾瀬。 直行バスがなくなると、交通機関の乗り換えばかりになり、大清水に入るのが少し面倒になりますが、 その分静かなトレールを満喫できるに違いない、と。 天気予報を何度も確認して、テント泊の装備をパッキングし、出発の準備完了、です。

第1日目:
 大清水(1100)→三平橋(1150)→林道(1223)→三平峠(1250)→三平下(1305-10) →尾瀬沼東岸(1327-32)→浅湖湿原(1345)→沼尻平(14-20)→白砂峠(1440)→燧ヶ岳分岐(1530)→見晴(1540)
 早朝から乗り継いだ電車を沼田でバスに乗り換え、大清水へ。 朝は快晴だったのに、だんだんと雲が増えてきます。 三平峠から三平下に降りたときは、燧ヶ岳はガスの中。 歩いているうちに、雨がパラつき、それに霙が混じってきました。 濡れるほどではなかったものの、見晴へと急ぎます。 が、たどり着いた見晴では、山小屋は全て冬越しの準備完了で、テント場も閉鎖状態でした。 この時間では、山小屋を探している内に暗くなってしまうので、緊急避難的にテントを張って、潜り込みました。
大清水を出発 オヤマ沢の登山口 三平峠を通過 燧ヶ岳、三平下から
長蔵小屋に向かう 燧ヶ岳、尾瀬沼展望台から 三本カラマツ 浅湖湿原から
沼尻平へ ナデッ窪コースの燧ヶ岳
第2日目:
 見晴(0530)→竜宮(0610)→牛首分岐(0650)→牛首(0700)→山ノ鼻(0735-40) →鳩待峠(0840)
 翌朝、青空はのぞいているものの雲が多く、スッキリとはしない空模様でした。 草紅葉も終わった尾瀬ヶ原に踏み出します。木道が滑りやすくて気を使いました。 振り返った燧ヶ岳も雲の中、至仏山に雪が残って白くなっているのを見て、 予定を変更し、山ノ鼻から直接鳩待峠へ向かいました。
振り返ると燧ヶ岳 朝陽を受けた至仏山 尾瀬ヶ原の正面に至仏山 氷の縁取り
朝陽を浴びた至仏山 至仏山、下ノ大堀川から 至仏山、草紅葉輝く 雪を冠った至仏山の稜線
 鳩待峠ではちょうど連絡バスの出発時間を過ぎたところ。 ダメもとでバス乗り場へ行ってみたら、「ちょうど下りるから」ということでバスに乗車させていただきました。 その後の乗り換えは順調で、沼田で電車に乗車できたおかげで、午後2時過ぎには帰宅しました、ラッキーですね。
 
 久しぶりの尾瀬のテント山行でしたが、天気予報程スッキリとした空模様にならなくて、 出かけたものの欲求不満が解消できるほどではなありませんでした・・・。 前に11月3日夜に小屋に宿泊したことがある(2012年)ので、その心算で出かけたのですが、 ほとんどの小屋が雪対策をした状態でした。ちゃんと調べればよかったのですが・・・。 そのおかげ?か、尾瀬沼も尾瀬ヶ原も行き交う人は本当に少なくて、静かな尾瀬を楽しむことができたのかもしれません。
 尾瀬ヶ原を歩き抜けながら、「来春は至仏山もいいかな」と考えていました。 頑張るゾ〜〜、って本当に元気あるかな・・・?。

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制作:加藤 輝男 2022年10月30日
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