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再び、展望の奥多摩:石尾根へ
2022年10月2日(日)
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 本当に久しぶりのに晴天の週末。日帰りでどこか展望のよい尾根路を歩きたいな、 と頭の中を巡らせて想い出したのが、石尾根の路。 石尾根はGWにも歩いたけれど、本当の稜線の高丸山〜日陰名栗峰は歩かなかったので、 展望を楽しみに歩きます。逆に、水根山は巻き路を歩いて、六ツ石山へ。 六ツ石山からは水根に降りたことがあるので、まだ歩いていない境への路を探ることにします。 これで行程が組み上がりましたが、振り返ってみると、5年前のコースとほとんど同じとなってしまいました、 どうしてだか・・・^_^

 鴨沢(0640)→小袖乗越(0705)→堂所(0825-20)→七ツ石小屋(0910-15)→七ツ石山(0945-55) →千本ツツジ(1020)→高丸山(1045)→日陰名栗峰(1110)→鷹ノ巣避難小屋(1130-1135) →鷹ノ巣山(1200-30)→縦走路分岐(1240)→六ツ石山(1340-45)→トオノクボ(1410) →山ノ神(1440)→境橋(1540)→奥多摩駅(1610)
 始発電車とバスを乗り継いで、鴨沢からの登山道に入ります。 通い慣れた路をたどり、七ツ石小屋で富士山に対面した後、七ツ石山山頂へ。 雲取山と富士山を望む展望の山頂です。
薄霞の富士山、七ツ石小屋から 七ツ石山にて 雲取山を望む、七ツ石山から 薄霞の富士山、七ツ石山から
 山頂からは石尾根の縦走路をたどります。千本ツツジを過ぎて、巡視道から稜線の路へ。 高丸山から日陰名栗峰を歩き過ぎて、鷹ノ巣山への登り返し。 ここで展望を楽しみながら、中食としましす。 六ツ石山へは、今回は稜線ではなく巡視道へ回りました。
山々の連なりと富士山 高丸山からの急坂の降り、正面は三頭山 日陰名栗峰へ 鷹ノ巣山を望む、日陰名栗峰から
鷹ノ巣山にて 展望1:御前山〜三頭山 展望2:富士山、大菩薩の稜線 展望3:大菩薩、南アルプス
 六ツ石山からは榛ノ木尾根へ。トオノクボの分岐を左への尾根路に入ります。 水根への路と比べて尾根が広いのに踏み跡が薄いので、探し探し歩きます。 マイクロ波の反射板を越えると傾斜が急になったものの、山路らしくなってきました。 崩れかけた山ノ神を過ぎ「人里に近づいた!」と期待し、人家の屋根が見えたので一安心していたら、 古い路が交錯してどれをたどればよいのか迷うほどになりました。 なかなか標高が下がらないとジリジリとしていたのですが、それでも小河内線の高架をくぐると、 今度こそ本当の人里−境に到着、フ〜〜〜〜。 車道をたどると、境橋へはほんの一足でした。
六ツ石山に到着 樹間に大岳山、榛ノ木尾根から 榛ノ木尾山を通過 うらぶれた山ノ神
小河内線の廃線跡 ようやくで境の車道に飛び出す
 奥多摩駅では停車していたホリデー快速に滑り込み乗車できたおかげで、すんなりと帰宅することができました。
 
 久しぶりの晴天の週末、展望の稜線歩きを存分に楽しむことができた山行でした。 石尾根はGWに歩いていたのですが、高丸山〜日陰名栗峰は水源巡視道へ回ったので、久しぶりでしょうか。 稜線の路は、もう少し展望があったように記憶していたのですが、樹々が育ったのか展望が薄い印象です。 それでも、あちらこちらで富士山の展望を楽しむことができたので、大満足です。 もうしばらくで、紅葉が始まるのかでしょうか。紅葉を愛でにまた歩きたいですね。
 七ツ石側からは登りは緩やかな坂路ですが降りは急坂になります、特に高丸山の下りが大変でしょうか。 それでも、高丸山の前後が木橋崩落のため通行止めになっていたので、急坂で大変な高丸山の稜線で人々とすれ違いました。 GWには歩いていたのですが・・?。
 今回の山行は心なしか人出が少なかったような気がします。 行きも帰りも青梅線の電車は人が少なめでしたし、朝の鴨沢行きのバスはいつもなら立ち乗りの人もいる程なのに、7人しかいなかったし。 晴天の週末というのに、どうしたのでしょうかネ。

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制作:加藤 輝男 2022年10月9日
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