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牛ノ寝通りの日帰り縦走
2022年6月4日(土)
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 もうすぐ梅雨に入りそうなこの頃。週末の土曜日は晴れマーク、の予報で出かけない手はない、 とばかり、大急ぎで計画を作成しました。 行く先は牛ノ寝通り、奈良倉山から石丸峠へ。 奈良倉山へは2年前に深城ダム側から登ったので、今回は鶴峠から、と考えたのですが、 朝のバスが遅くて鶴峠へ到着するのは朝の10時頃。 これではとても大菩薩登山口のバスに乗れなくなるので、仕方なく再び深城ダムからのアプローチとなってしまいました。 それでも、大菩薩登山口の最終バス(18:30)には間に合うでしょうか。

 深城ダム(0653)→奈良倉山(0850)→松姫峠(0930-35)→鶴寝山(1000)→小菅分岐(1022) →大マテイ山(1049)→大ダワ(1100-30)→榧ノ尾山(1230)→石丸峠(1407)→上日川峠(1510-15) →大菩薩峠登山口(1620)
 高尾駅発の下り始発電車を猿橋で下車し、猿橋営業所から深城ダムへ。 奈良倉山への登路は急坂で始まるのですが、それでも二度目になると少しは様子が判っており気が楽です。 焦らずじっくりと取り組んで歩いていたら稜線に届いてホッとしました。 稜線の林道を少し歩くと展望の奈良倉山、でも今日は雲の中でした。
深城の登山口の階段 稜線の林道に着く 奈良倉山にて 展望は雲の中
 奈良倉山から取って返して、林道/登山道を松姫峠へ。今日の空模様では展望の松姫峠も台無しですね。 小休止の後尾根路に入って、大きな登り降りのない緩やかな路を、鶴寝山、大マテイ山と越えて、大ダワで中食の大休止。
松姫峠へ向かう 松姫峠にて 鶴寝山にて まるで蕗平?
大マテイ山にて 大タワに到着
 再び緩やかな尾根路に戻るといつの間にか榧ノ尾山に到着、ここから石丸峠へ標高差約500mの登りが始まります。 今日最後の登りだし、500mの標高差は焦っても仕方ないので、覚悟を決めて足を進めます。 少し傾斜の緩やかになった所(玉蝶山)で小休止の後、さらに一息登ると、長峰分岐の米代に到着。 ここからは一昨年歩いたばかりですね。残り100mを登り、稜線分岐に届いたら、右下へ少しで石丸峠です。
榧ノ尾山を通過 緑のトンネルを歩く トレランの人とすれ違う 大岩の脇を通過
長峰分岐を見る 展望はガスの中
 石丸峠で午後2時過ぎ、これなら5時前のバスには間に合いますね。 少し雲の薄くなった空の下を急ぎ降って林道、車道を横切り、沢を渡ると上日川峠。 人混みを抜けて歩き飛ばし、裂石のバス停に到着したのは午後4時20分、と予定よりも十分早く、 悠々とバスに間に合いました、よかった・・・。
石丸峠に到着 甲府盆地側は少しだけ展望がある
 予定より一本手前のバスで塩山駅へ。 特急が遅れているため、少し変則的なダイヤでしたが、各駅停車にはそれ程の影響もなく帰宅できました。
 
 牛ノ寝通りは樹々の中の路、何度目かな?。 「秋なら紅葉がきれいですよ」との話もありますが、今は新緑の中を歩く路、 気分転換には最高だった気がします。 天気予報の晴れマークに期待した程は展望がよくなかったですが、新緑を愛でるには都合がいいし、 微風もあったので大汗をかくことなく済んだので、これはこれでよかったのかも。
 奈良倉山へは標高の高い鶴峠からにしたかったけれど、これだけ歩くと大菩薩登山口の最終バスに間に合わなくて断念するしかありません その分奈良倉山には早く着いたので、松姫峠までは人に会うこともなく、 また雲が多いためか石丸峠までの尾根路も十人程に出会っただけ、の静かな歩きでした。

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制作:加藤 輝男 2022年6月1日
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