奥秩父：乾徳山

大平から、奥秩父：乾徳山へ 2022年4月24日(日)			地図はこちら

四月の陽気に誘われて計画した乾徳山登山ですが、このところの天候不順であやしい天気予報になりました。雨の降り始める前に、午前中に下山できるように、大平牧場からのコースとして、早朝の5時に車で出発する計画になりました。

大平(0655)→堂満尾根分岐(0730-35)→月見岩(0815)→扇平(0820-30)→乾徳山(0920-40) →月見岩(1030-40)→大平(1140)
予定通りに早朝5時に出発。中央高速道の大月付近で小雨に降られたものの、7時前に大平牧場に着いてみれば、少し空が明るくなってきました。岩場・鎖場で雨に降られたら引き返すことを約束して、出発しました。
大平牧場から登山道に入り、何度か林道を横切ったら、道満尾根の登山道に出会います。早いうちに山頂へ、とそのまま道満尾根の路に取り付きます。しばらくの急登の後、傾斜が緩んでくると、やがて月見岩を通過。扇平でエネルギー補給して、樹林帯を登り、岩場に取り付きます！。


髭剃岩、雷岩、と鎖場を通過して、頂稜へと向かいます。途中の展望台でも一面真っ白で何も見えません。まぁ、危険個所なので見えない方が気楽かも・・・。最後の鳳岩の鎖場、ここを登れば山頂です。意を決して、一人づつ鎖を握って、岩場に取り付きました。少し不安げながらもどうにか登り切り、山頂でそろって三人で歓声を上げていました、ふぅ～～。


降りともなれば少しは気楽です。時間も早いので、すれ違う人も多くはなく、岩場・鎖場もスムーズに通過することができました。空模様を睨みながら、早く帰りつけるようにと、来た路を引き返す道満尾根を選択。林道に出会ったら、路を分け大平へと戻り着きました。駐車場に着いた頃から、ポツポツと雨が落ち始めたので、丁度良かったでしょうか。


中食を摂ることもなくお昼前に帰着したのに雨になってしまったので、途中で食事をした後、高速にのって帰宅しました。高速でも八王子でも一頻り雨になっていたので、山中で雨に降られなかったのが本当にラッキーでした。

ここ数年来の宿題だった乾徳山、何度か計画はしたもののかなわなかったのですが、今回で宿題を終了！。乾徳山には岩場・鎖場があって、八ヶ岳・北アルプスなどの入門にぴったりで、その訓練にもよく登られています。これで、登山入門として、基本的な歩き方の習得は卒業、ですね。
当日の天気予報、午後は雨60-70%の予報でした。ともかく登山口まで行ってみるか、というだけの気持ちだったのですが、結果的には山中で雨に降られることもなく、乾徳山を往復することができました。天気予報が悪かったためか、駐車場が混雑することもなく、曇りのため気温もそれほど上がらなかったので大汗をかくこともなく、また風もないので寒い思いをすることもなく、前日からは雨が降ってないので足元が泥濘こともなく・・・。結果的には、結構快適な歩き、ラッキーだったなぁと思います。

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