奥多摩:御前山を越え、秋川から多摩川へ 2022年1月19日(水) |
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少ししっかりと山に行きたくなって、奥多摩の御前山を計画します。 あれこれ考えた末に、少し久しぶりの湯久保尾根を登り、御前山を越えて、 鞘口山から北尾根(江戸小屋尾根)を降るコース取りになりました。 平日でもあるし、人のいない静かな尾根歩きになると期待して、前夜にパッキングをして、 眠りにつきました。 | |||
宮ヶ谷戸(0705)→尾根(0725)→仏岩ノ頭(0820)→湯久保山(0843)→御前山(1018-50) →鞘口山(1135)→江戸小屋山(1205)→久竜山(1235-40)→琴浦橋(1330)→奥多摩駅(1350) | |||
早朝のバスを宮ヶ谷戸で降り、集落を抜けて、登山道に取り付きました。 しばらくで尾根になり、伊勢清峯神社の脇から登山道に変わります。 平らな場所に出たら休みにしようと思いながらも、急登が続きました。 全体的には樹林帯の路ですが、所々で現れる尾根の展望だけが慰めです。 何度かの急登を過ぎて、路が少しだけ右手に回り込むと、縦走路に突き当たりました。 御前山の山頂へはあと少しです。 | |||
富士の展望を楽しみながら昼食をいただいた後、縦走路を東へ、鞘口山へと向かいます。 急降りが終わり、緩やかになった路をクロノ尾山を越え、再び尾根脇を登ると鞘口山でした。 今日はここから北の方、江戸小屋尾根に踏み込みます。 | |||
赤テープを頼りに少しヤブっぽい路を降ると、しばらくで林道を横切りました。 なだらかになった尾根をたどり、江戸小屋山を越えて、少しだけ登り返すと、そこが久竜(九重)山。 再びの急坂を少し右手に回り込み、ドンドン標高を落としてゆくと二度目の林道に。 そこからは傾斜が緩み、里山っポクなって、尾根の突端迄歩き進めました。 最後の最後で樹林を抜けると青梅街道に飛び出しました。ここまで来れば奥多摩駅までは後少し・・。 | |||
登りにとった湯久保尾根は1-2度歩いているハズですが、登りにとるのは初めて。 ほとんど覚えていなくて、なんか初めて歩いてるような気分、ヘンなの・・・。 | |||
降りの江戸小屋尾根はプチ・バリエーションコース。 奥多摩駅近くまで降り着くのはメリットだけど、急坂のあるコースでした。 歩く人が少ない、というのはやはりコースとしては歩きにくいというか、 歩いていて楽しいわけではなかったですね。 これまでに歩いていないコースを探しながら歩いているわけだけど、 冒険心/探検心は満足できても、山歩きとしてあまり楽しくない・・・ | |||
御前山の山頂近くで、登山路の補修?に出会いました。 丸太の階段が崩れかけて歩きにくい状況でしたが、 鉄製(+木)の階段に取り換えようとしていました。 歩きやすくはなるけれど、それに感謝はしなくはないけれど、 でも、自然は改変せずにそのままに保全する、という考え方はなかったのでしょうか。 |
制作:加藤 輝男 2022年1月19日
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