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信州峠から飯盛山へ
2021年7月23日(金)
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 青春18きっぷ、第一弾!。 少し前から機会を探っていた信州峠からの飯盛山への縦走路。 信州峠〜飯盛山〜野辺山は6時間位で歩けそうと予想。 問題は、信州峠までのアクセス。約9km、2時間ちょっと、とみて歩いてしまうことにしました。 さ〜〜て、始発電車で出発!。

 信濃川上(0835)→信州峠(1035-40)→カヤトの原(1130)→横尾山(1202)→豆腐岩[1734mの先](12470) →槍?[1720](1340-45)→峠?鞍部?(1400)→三ッ沢ノ頭(1410-20)→P1656m(1425?) →三沢分岐(1450)→飯盛山分岐(1530)→旧野辺山スキー場(1535)→林道(1550?)→野辺山(1630)
 信濃川上から信州峠は、トラックが走り抜ける立派な舗装路です。 高原野菜の収穫風景を眺めながら、約2時間で信州峠に到着しました。 一息ついた後、登山路へ入り、涼しげな樹間の路を楽しみながら歩きます。 やがて傾斜が強くなって露岩を越すと、いきなり開けたカヤトの原へ飛び出しました。 晴れていれば展望がいいのだろうけれど、黒い雲がかぶさってくるような生憎の空模様。 ノンビリした気分を吹っ切って、尾根沿いの路を横尾山へと急ぎました。
信州峠へ[分岐1] 信州峠の登山口 信州峠から登山道へ入る イヌトウバナ?
トウゲダケブキ蕾 木影の路 ニガナ ウツボグサ
ミヤマオダマキ? 急登を越えると カヤトの原へ カワラナデシコ
ウスユキソウ? シロバナニガナ 岩が現れ 横尾山先の展望台
 横尾山を過ぎると踏み跡が薄くなります。 思ったよりもアップダウンが多くて、予想よりも時間がかかってしまいました。 木賊ノ頭を越え、豆腐岩で左(南)へ向きを変えて、ようやくで槍[1720m]に到着。 やり過ごしたつもりの雷雲につかまってしまいました。 緩やかな下りを登り返すと、三ツ沢の頭です。
登山道は岩を越える 分岐標−須山の和田? 豆腐岩 槍[1720m]を通過
見えるのはP1664.7m? 三ツ沢の頭
 左手(南側)に牧場があるためか、鉄条網に沿った路が続きます。 ダンダンと下って三沢への路を分けて、ピークへ登り返すと、左手に飯盛山の三角形が見えてきました。 上下の雨具を着て、ツェルトをかぶっていても、雨が体を濡らしていきます。 飯盛山の分岐から木段に引きずられ、旧スキー場に出てしまいました。 雨の中を平沢山を巻いて歩くのもイヤになって、そのまま旧スキー場を下り車道に出て、 舗装路(八ヶ岳スケッチライン)を野辺山駅へ向かいました。
三沢への分岐 展望2−P1650mから 飯盛山の展望 ニッコウキスゲ
野辺山の45m電波望遠鏡
 野辺山駅の待合室で、濡れた雨具等を脱いで片付けた後、到着した電車に乗車。 小淵沢へ出る頃には空には晴れ間が見えてきました。
 そうそう、甲斐大泉駅手前で、電車が鹿と接触した、とかで電車が遅れたのですが、 上り電車は待っていてくれ、3分遅れで発車、帰宅したのは時刻表通りでした。
 
 このコースを歩き通した記録をなかなか見つけられなくて、水平距離から歩程を予想して臨んだのですが、 横尾山からはトレースが薄くなるし、下草の笹の露で濡れてくるし、 遠くで雷が鳴っていると思ったら雨につかまってしまうし、ちっともいいところがありません。 天気予報は「大気が不安定」とも告げてなかったし・・・。 もう少ししっかりと調べておくのでしたね。 それでも、下着までグッショリという程ではなかったので助かりました。 レインウェアとツェルトのおかげです。
 飯盛山、前に冬枯れの季節に歩いていますが、素晴らしい展望(特に八ヶ岳)が得られる山です。 今回は天候と展望に恵まれなかったので、チャンスを見つけてまたチャレンジしてみたいと思います。

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制作:加藤 輝男 2021年7月25日
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