梅雨の合間に、権現山を縦走 2021年6月20日(日) |
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梅雨入り後の週末。夕方小雨になりそうな予報があって、牛ノ寝通りをあきらめ、 もう少し速く降りてこられそうな麻生山〜権現山〜雨降山の縦走に変更しました。 登山口をどこにしようか、ちょっと考えて、浅川入口から天神峠への路を採りました。 下山口は用竹へ。バスが少ないから、上野原迄歩くことになるのかな・・・? | |||
浅川入口(0625)→天神峠(0700-05)→麻生山肩(0845)→麻生山(0905-15)→権現山(1010-40) →雨降山(1110)→二本杉山(1155)→用竹(1245) | |||
猿橋営業所からのバスを浅川入口で下車。地形図を確認したのに、浅川側から天神峠への路は 途中でなくなってしまう。ごく薄い踏み跡で見当つけて、ヤブを突っ切ったら、天神峠?の 指導標を見つけて、ホッと一息つけました。最初は露で一杯のヤブだったけれど、100m登る頃 (駒止嶺?)には歩きやすい路に変わりました。 700m過ぎから左へ巻き込むようだった路も、立派なケルンで右後ろに尾根に上がります。 一頻り登ると、緩やかな尾根路に変わり、標高を上げてゆきます。 麻生山手前(肩?)尾名手峠への路を左に分けて、急坂を登り詰めると、稜線の縦走路へ飛び出します。 麻生山は左手のコブが頂上でした。 | |||
さあ、縦走路が始まります。ここから権現山を経て、雨降山へは、大きなアップダウンもない快適な路。 大岩の陰に観音像を見て、オクノ沢ノ嶺を通過し、なおも歩いていると、ポンと浅川峠への分岐標を 見つけました。権現山へはあと少しの登りを残すだけです。 | |||
誰もいない権現山の山頂で早めの中食をいただきます。 晴れていれば展望が得られる山頂なのだけれど、この曇り空だと仕方ないかな…。 山頂を後に、短い急坂を降りると、大ムレ権現の建物を見つけました。緩やかな尾根路を歩きます。 しばらくで、和見へ、その後初戸への分岐を分けて、雨降り山へ。 電波塔の左横(北側)へ回り込み、しばらくで寺ノ入山を通過。 気持ちよい路をたどると、二本杉山でした | |||
尾続山への分岐を分けるころには、降り坂が始まりました。 墓村・今野、殿村への分岐を分ける頃には、ドンドンと標高が下がります。 指導標に導かれて、右へ尾根を外れて、標高を落としてゆくと、家の屋根を見つけた後、 車道に飛び出しました。 用竹バス停にはあと少しです。 | |||
用竹バス停で時刻表を確認すると、次のバスは4時過ぎ、まだ3時間以上あります。 「これは待っていられない」と、覚悟を決めて歩き始めました。 車の走る立派な車道(上野原あきる野線)を歩いて、鏡渡橋で半分くらいかな…。 新井を過ぎたところで国道20号に引き摺られたために、市役所の前の路へ入ってしまいました。 いつもと違う路に戸惑いながらも、地図を確認し、陸橋で中央高速を渡って一安心。 河岸段丘から階段で上野原駅に降りて、今日の歩きは終了です、フ〜〜。 | |||
浅川側からの天神峠は大変だったけれど、尾根の縦走路は快適な路でした。 空模様はあいにくで展望が得られなかったのは残念だったのですが、 駒止嶺の付近では薄日も射してきて、その幻想的な雰囲気で、 「諦めずに、来てよかった」と大喜びでした。 | |||
途中、二本杉山から尾続山や要害山への分岐があります。 尾続山も要害山も出かけたのに、権現山の縦走路迄はまだ歩いていないのを思い出しました。 この路をつなげるために、二本杉山〜コヤシロ山を歩いてみようと思います。 いつがいいかな…?、雪がなければ2月,3月の頃でもいいですよね。 |
制作:加藤 輝男 2021年6月20日
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