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白岩山ノ滝から麻生山、勝峰山へ
2021年1月31日(日)
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 天候と自分の都合の不一致でなかなか出かけられなかったのですが、 久しぶりの晴天の週末に、と奥多摩の麻生山、勝峰山を歩くことにしました。 金毘羅尾根を歩いたときに麻生山を踏んでいますが、北東の方向が開けていて、大展望を楽しむことのできる山です。 それと、金毘羅尾根から別れて一つ東側の尾根にある勝峰山を結んで歩き、最後は五日市駅まで歩きます。 麻生山までどうやってたどり着くのか、少し考えた結果、五日市からのバスで白岩滝に回ることにしました。 これで、五日市駅から一周する形になります。

 白岩滝バス停(0725)→白岩滝(0740-45)→林道終点(0805)→麻生平(0825)→麻生山(0840-50) →タルクボノ峰(0920)→白岩山(0930-35)→梵天山(0945)→真藤ノ峰(1000?) →新秩父線鉄塔(1010)→深沢山分岐(1035)→深沢山(1043)→深沢山分岐(1050-55) →勝峰山(1110-45)→林道(1215)→JR武蔵五日市駅(1235)
 朝早めの電車で武蔵五日市駅に向かい、バスに乗り換えて白岩滝で下車。 しばらく林道をたどり、遊歩道に入るとすぐで雨乞いノ滝。 崩落している箇所があるとかで、付け替えられた路を歩いていたら、林道へ飛び出しました。 林道を横切り再び登山道へ。涸れた小沢沿いの路を進むと、樹林の切れた麻生平に到着、一面の雪の向こうに展望が開けています。 数日前の雪が溶け残っている路を進み、麻生山の山頂へ、一休止して展望を楽しんでいました。
白岩滝遊歩道の入り口 まずは雨乞ノ滝 そして白岩ノ滝 桟橋を通り過ぎると
涸れた小沢沿いの路 麻生平からの展望 山路には雪が残る 麻生山に到着
展望(1) 展望(2) 展望(3)
 麻生山を後に尾根路を進むと、縦走路に併さって、しばらくは緩やかな尾根路になります。 今回は、金毘羅尾根を外れて、左手の白岩山へ。 金網の白岩山の標識で右手に折れ、なおもアップダウンのある尾根に沿って、梵天山、真藤ノ峰と進みます。 30分足らずで送電鉄塔に出会って一休止。 三つばかりの小さな登り降りをこなして、右手に高まりが見えてくると、やがて深沢山でした。 北から東にかけて開けており、遠く筑波山迄見えていた大展望でした。
今回は左、白岩山へ 梵天山を通過 送電鉄塔、縦走路は左へ 指導標
展望が開けた 深沢山への分岐点 深沢山山頂にて
 縦走路の分岐に引き返し、急に降った後で再び登り返すと、ようやくで勝峰山山頂に到着しました。 ベンチもあるし、ここで最後のエネルギー補給とします。 勝峰山の後は、登りもないし、歩きやすい路だけ、だから楽ちんですよね。 最後は舗装路になった路を五日市駅までたどるだけです。
広い勝峰山山頂 少し下った展望台 展望台からの展望 林道に出会う
梅林を通り抜ける 紅梅 紅梅 つるつる温泉線機関車バス「青春号」
 駅に着いたのは、ちょうど電車が発車した後!、タイミングが悪い…。 30分後の次の電車に乗り、拝島乗り換えで帰ってきました。 まだ時間も早く、電車はガラガラでしたよ。
 
 五日市駅から一周するように描いたこのコース。 麻生山から白岩ノ滝へは一度歩いているので、今回のハイライトは白岩山から勝峰山への稜線歩きです。 標高も600mもないのに、結構小さなピークへの登り降りがあって、思ったより疲れたかもしれない…^_^;;。 全体的には樹林帯の中をくぐり抜ける路ですが、麻生山や勝峰山の展望台からの眺めは素晴らしいものです。 樹々が育つとうるさくなるので、冬の陽だまりハイクが最適!ですね。 ほとんど人に会うこともなく、静かな歩きを楽しむことができました。
 このところ、猛烈な寒さも一段落し、周期的な天候の変化がみられるようになりました。 麻生山周辺の積雪は予想外でしたが、下山路で小さな梅林を通り抜けたときに、早や紅梅の花が開いているのを見つけました。 巷ではドタバタの騒ぎの最中かもしれないけれど、春遠からじ、といったところでしょうか。

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制作:加藤 輝男 2021年2月6日
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