中央線:本社ヶ丸の稜線を本沢山へ 2020年10月25日(日) |
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10月も終わり頃になって、ようやく好天の空を見るようになりました。 金曜の小雨の後、土曜は高尾山を歩いて過ごした翌日の日曜日。 家を出るころから雲一つないような青空が拡がっていました。 始発電車に乗車して、今日は笹子駅へと向かいます。 地図を見ながら、これまで歩いてなかった、笹子駅から船橋沢をたどって稜線に上がり、 これまた歩いていなかった清八峠から大沢山までの稜線をたどって、笹子駅に戻るコース。 歩行時間8時間の予定になりましたが、本社ヶ丸周辺は何度か歩いているので、大丈夫!、かな…?。 | |||
笹子駅(0610)→林道終点(0630)→林道(0740)→道標(075-55)→宝越(0820)→角研山(0840) →新道分岐(0855-0900)→石切山(0925)→本社ヶ丸(0950-1030)→清八峠(1050)→八丁山分岐(1110) →女坂峠(1205)→本沢山(1220-25)→送電塔(1315)→奥野稲村神社(1350)→笹子駅(1410) | |||
始発電車を笹子駅で降り、山麓の林道をたどって船橋沢へ入ります。 林道終点から山路に沿って、水道施設の脇から沢路が始まりました。 近年の台風のためか、少し沢が荒れているような…。 多くない赤テープを追っていたのですが、上流部の二股で見失ってしまいました。 頭上の広がりを見上げると、林道のガードレールを見つけたので、路なき路を突っ切ります。 正規のコースを探して林道をウロウロしたところ、石垣に鉄棒の階段を見付けました。 小尾根に上がって山路を歩いた後、尾根を右手にそれて急登になると、ようやくで稜線の宝越に到着、フ〜〜〜。 | |||
宝越から緩やかに稜線をたどり、角研山を越え、新道分岐で一息つきます。 急坂を少しで石切山、そこからは穏やかな尾根を歩き、岩山が?と思ったら、そこが本社ヶ丸でした。 南から西にかけて雄大な展望が広がります。お昼には早いのですが、ここで昼食としました。 | |||
本社ヶ丸を後に、西へグッと下がってしばらくで、清八峠に到着。 ここで予定の半分と少し、頑張らなきゃ!。 富士山の展望の良い清八山を越えて、緩やかな尾根をたどると、八丁山分岐。 今回はここを右にとります。 | |||
少しばかり降って、小さなピークで直角に右に折れ、ガレの横を通過し、送電塔のあるピークを左に。 短いけれど急坂をロープに頼り、降りついたところが狭い女坂峠でした。 登り返して石段を過ぎると分岐になり、50mで広い本沢山のピークです。 一息ついて、北東の尾根に。 分岐には、このコースは「不明瞭」とありましたが、一度は歩いているのだからそんなことはないハズ。 それでも尾根筋を外さないように注意しながら赤テープを追いかけます。急坂は1100m付近で一段落。 940mで送電塔を過ぎればあと少し、と思ったのですが、899mのピークからも再び急坂でした。 右下に社殿が見えてきたら、鹿避けの金網をくぐれば、ようやくで奥野稲村神社です。 あとは、笹子駅までの小半時の歩きが待っています。 | |||
笹子駅に着いてみれば、中央東線はトラブルがあった様子。 どうなるのか心配したのですが、結局遅れもなく、高尾まで帰り着きました。 この時間にしては少し人が多かったような気がします。 | |||
天候回復の後だから?でしょうか、空は一面の青空で雲一つない上天気でした。 開けた岩山の本社ヶ丸は展望がよく、四方が丸見え。 特に、正面にどっしりと腰を落ち着けた富士山と、西方の冠雪で白くなった南アルプスの稜線の眺めが素晴らしいものでした。 その右手の八ヶ岳は少しも白くなく、何か不思議な感じですね。 他にも、新道分岐付近でも展望が得られました。 | |||
すっかり忘れていたのだけれど、10月末にもなれば黄葉・紅葉なのですよね。 稜線では針葉樹(常緑樹)が多いのですが、石切山付近では色付き始めていて、黄葉のトンネルの中の路でした。 | |||
清八山から本沢山へは今回初めてのコースです。 送電塔までは薄いかもしれないけれど歩きやすい路をたどりました。 が、女坂峠の直前に、転げ落ちるような急坂があり、ロープ一本に頼って降りる始末、一度歩けば十分かな。 本沢山からの下りは、分岐に「不明瞭」とありましたが、踏み跡はあるので、しっかり赤テープを追えば大丈夫でした。 | |||
船橋沢の路は、前半は沢沿いで、途中で沢を離れて尾根に取り付くのですが、その分岐を見付けられずにずっと沢をたどってしまいました。 幸い林道を見付けられたのですが、どこで迷ったのか…?。 笹子駅から角研山へ直登する路もあるようだし、次はこのコースを下って、分岐点を確認しようと考えています。 |
制作:加藤 輝男 2020年10月31日
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