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奥多摩:真名井沢ノ峰北稜へ
2020年8月30日(日)
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 まだ猛暑とも言えそうな八月末の日曜日。 どこかの山へ行きたいな、できれば歩いたことのない山がいい、と探して、 川苔山近くの真名井沢ノ峰北稜を思い出しました。 東京が36℃予報のこの頃に行くには少し高さが足りないかもしれないけれど、出かけてみることにしました。 そうと決まれば、青梅線の始発電車で出発です!。

 川井(0545)→北川橋(0610-15)→登山口(0635-45)→尾根(0705)→42号鉄塔(0750) →830m圏(0825)→新蔵指ノ丸1002m(0905)→雁掛ノ峰1168m(0940-45)→真名井沢ノ峰1240m(1005) →海老小屋山1147m(1030-45)→赤久奈尾根の路(1110)→赤久奈山(1125)→古里分岐(1205)→川井(1300)
 川井駅で電車を降りて、しばらく車道をたどった後、林道に入ると、直ぐに電源巡視路の入り口を見つけました。 急登をこなして尾根にたどり着き、送電線に沿って尾根を登りにとります。 今朝は雲が多くて、この登りで大汗をかいてしまいました。
登山口、電源巡視道の入り口 新秩父線40号鉄塔 新秩父線41号鉄塔 送電線が延びる方向へ
向いの赤久奈尾根 惣岳山(青木山)710m 新秩父線42号鉄塔 路が判りにくくなる、とにかく尾根へ
小ピーク830m
 少しの登りで830m圏を過ぎると、なだらかだった尾根は急傾斜になり、汗をかきかき登り切ると1002mに到着しました。 再び短いけれど急登で1168m峰に到着。尾根路は歩きやすくなって、樹間を涼しい風が通り抜けてゆきます。 馬乗石の広場を通り抜け、最後の登りで真名井沢ノ峰へ、ふ〜〜〜。 ここまで4時間、いいペースかな。
ここらで一息休憩 43号と45号の分岐 滑りやすそうな山腹を階段で通り抜ける 新蔵指ノ丸1002m
雁掛ノ峰1168m 尾根歩き、涼しい風が通り抜けた 真名井沢ノ峰1240m 赤久奈尾根路から真名井沢ノ峰
 左へ赤久奈尾根を降り、路を分けて、海老小屋山に登り返します。 尾根沿いに急坂を南東の方向へ下っていた積もりだったのに、下り着いたのは赤久奈尾根の路!、おっかしいな…?。 あの急傾斜を登り返す気にはならないので、おとなしく赤久奈尾根を川井駅へ向かいました。
海老小屋山への分岐 海老小屋山1147m 南東へ向かって急坂を降る 海老小屋山からの急坂を振り返る
 川井から八王子へ。乗車時間は一時間弱なんだけれど、連絡が悪くて、立川回りに。 川井では乗客は車両当たり数人でしたが、御岳駅を出ると行楽客で空き席はすべて埋まりました。 御岳山は手軽なんでしょうね。
 
 バリルート?とも呼べそうな真名井沢北稜!。 手元のコースガイドは下りにとっていましたが、『登りにとったほうが気合の入る尾根』との文を見つけ、 登りコースに決定しました。 ただ、最高点である真名井沢ノ峰でも標高1240m、 展望もあまりなくて、ひたすら樹間を歩く路なので、できれば秋深の頃が善かったのかもしれません。 前半は蜘蛛ノ巣を避けるために、小枝を振り回しながら歩いていました。
 この北稜の路、前半は電源監視巡視路でもあるので、よく踏まれています。 42号鉄塔を越えた辺り、倒木等で路が不明瞭になりましたが、左手に上がって尾根をたどると少し判りやすいです。 また、新蔵指ノ丸1002mへの登り路が急坂です。 階段風にパネルを組み立ててありますが、滑らないように気をつけて下さい、特に雨の後など要注意と思います。
 真名井沢ノ峰北稜とエビ小屋山南尾根を結んで歩く計画だった今回の山行。 エビ小屋山まではうまく歩いたのに、南東へ尾根沿いの路だと地図を確認したのにも係わらず、 急傾斜を降り着いたのは赤久奈尾根の登山道!、え〜〜〜〜!。 尾根を過ぎたところで薄く右手に分かれる路があるのを見つけられなかったのですね。 間違えないためには、登りにとるしかないのかな、とまた歩きに行く予定です。

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制作:加藤 輝男 2020年9月3日
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