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雨雲のすき間を狙って、奥秩父:柳沢峠
2020年7月5日(日)
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 梅雨空の続くこの頃。 宿題の乾徳山を計画したのですが、前日の雨と当日の曇り予報で無理と諦めて、車で柳沢峠へ向かいます。 曇り空ですが雨もないので、峠からのハイキングコースを続けて歩くことになりました。

 柳沢峠(0805)→ナラ坂→梅ノ木尾根(0825-30)→ブナ坂→柳沢峠(0900)
 柳沢峠(0900)→柳沢ノ頭(0935-40)→ハンゼの頭(1000-40)→柳沢峠(1100)
 先ずは、水源ふれあいのみちへ。 少しばかりの急坂を登り終えると、なだらかな樹間の路に変わります。 ナラ坂を経て、ブナの樹々をぬって、梅ノ木尾根で折り返し、展望台で一休止。 晴れていれば、連綿と続く雲取〜笠取の稜線を望むことができるのですが…。 帰りは、イモノキ尾根、ブナ坂を経て、柳沢口に戻り着きました。
柳沢峠から水源地ふれあいのみちへ ナラ坂の分岐を越えて 梅ノ木尾根から引き返す 展望台から奥秩父の稜線を望む
 時計を見るとまだ9時!。 今度は反対側の尾根筋へと登り返します。 林道をショートカットして、山路に入り、しばらく我慢の登りをこなすと稜線に到着、 ここを右手にとれば、柳沢ノ頭はすぐそこです。 一休止の後、稜線をたどり、短い坂を降ると東屋に。 木段を登り返すと、広い場所のあるハンゼの頭になりました。 一休みしながら「晴れていれば…」と話していると、雲間から富士山がのぞきました、ヤッタネ〜〜〜!。 甲府盆地の眺めが得られる瞬間もあったりで、この光景に満足しながら、山腹を下って、三度目の柳沢峠へ。
木段から歩き始める 崩壊箇所の脇を通過 稜線を右に折れると 柳沢ノ頭に到着
ハンゼの頭に到着 雲間に富士山が見えた 富士山 甲府盆地の展望が少し開ける
柳沢峠への下り 林道に飛び出す
 柳沢峠を後に、カーブの多い路をこなして、塩山へ。勝沼ICから中央高速に乗って帰路につきました。 八王子に近づくと小雨になったので、早く降りてきて正解だったのでしょうか…?
 
 最初に計画した乾徳山は、頂上稜線が岩場のある山。濡れた岩は危険との判断で、柳沢峠に転進となりました。 柳沢ノ頭、ハンゼの頭は共に頂上からの展望のよい山ながら、峠からは一時間足らずで頂上に着く絶好のロケーションでもあり、これまでにも歩いたことがあります。 今回は梅雨時期の曇り空の予報だったので、「雨に降られなければ」と思いながら歩いたのですが、 ハンゼの頭での休憩時には、なんお富士山の姿を見つけました。 甲府盆地を望むことのできる瞬間もあり、予想した以上の天候に恵まれたのかな、と満足しています。 雲が多いながら雨に降られることもなく、微風もあり汗まみれになることなかったのも幸運でした。
 ただ、ここからの富士山の眺めは本当に素晴らしいモノなので、他の二人には再度足を運んでほしいかな…。
 他方、水源地ふれあいのみち。 連日の雨なので足元は水がちなのは仕方ないとしても、泥濘にはまることがなかったのは善かったのかも。 ブナの木などの多い、樹間の散歩道でもあり、ピーカンで喘ぐよりも、かえって歩くことを楽しみにできる天候だった中、と思います。 惜しむらくは、やはり雲取〜笠取の稜線を見たかったかも〜〜〜。

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制作:加藤 輝男 2020年7月5日
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