甲斐大和から古部山・徳並山周遊 2020年2月11日(火) |
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今年は暖冬だし、いい天候が続いているし、どこかへ行きたいな、と。 少し高い山でも雪はないだろうし、と気になっていた中央線沿線の山、古部山を選びました。 古めの本にはガイドがあるのですが、最近はあまり歩かれていない様子です。 一番の問題は、何処から尾根に取りつくか、です。 まっ、行ってみないと判らないかな・・・。 | |||
甲斐大和駅(0645)→竜門峡入口(0740)→大志戸林道・登山口(0800)→大天狗山(0845)→竜門山(0900) →古部山(0920-30)→白蛇沢分岐(0950-55)→東大志戸山(1010)→西大志戸山p1140m(1030)→徳並山(1040-50) →P1050m(1137)→P944m(1205)→(1230)→送水管→(1237)→柏尾(1240-50)→甲斐大和駅(1340) | |||
暗いうちに取りつきを探してウロウロしたくないので、一本だけ遅い電車で甲斐大和へ。
電車を降りたのは他に一人だけ、今日は静かな山行になりそうです。 駅から車道に沿って歩きながら取り付きを探しますが、歩けそうにない・・。 結局、竜門峡遊歩道の入り口で日川を渡って、大志戸林道に入ります。 林道を少し歩いていたら、展望の良い小尾根の手前で指導標を見つけて、尾根に上がりました。 振り返れば富士山の頭だけ、遠く甲府盆地の向うには南アルプスの真っ白な稜線を望むことができました。今日はいい空だ・・・。 落葉広葉樹林の中をたどって大天狗山、竜門山、を越えると、ようやくで小広い古部山に到着しました、ふ〜〜。 ここで、一休止、です。 |
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南西に続く急坂を下り、徳並山へと向かいます。 勢いがつき過ぎて白蛇沢分岐を進んでしまったことに気づき、再び稜線?へ。 東・西大志戸山を過ぎると細長い徳並山でした。 ここも灌木がうるさくて、山々が見通せません・・・。 | |||
正面に南アの雪の稜線を見透かしながら、ドンドンと降りては登ってを何回か繰り返すと1010m圏へ。 尾根が広くなってきたのはいいけれど、倒木もあるし、踏み跡が見つけにくくなってきた・・・。 944m三角点を過ぎると一段と急になった路をしばらくで、建物が見えてきました。 発電所の送水管の脇を急な階段で降り下りて、道路に飛び出しました。 左へ5分で国道20号。電車の時間を考えて、結局甲斐大和まで引き返すことにしました、ふ〜〜。 | |||
駅の待合室でくつろぎながら、しばらく待って乗った電車は高尾行き。 いくらか空き席のある電車で、文庫本を読みながらのプチ旅です。 それでも帰り着いたのはまだ陽の高い4時前でした。 | |||
中央線から登れる、古部山と徳並山の稜線。
問題は、何処から登るかと、小さなコブの多い古部山からの稜線、でした。 甲斐大和から景徳院を越えるあたりは日川の左岸なので、取り付くには日川を渡らなければなりません。 水量は多い訳ではなさそうでしたが、取り付きを見つけられずに、結局竜門峡の入り口まで歩いてしまいました。 川を渡った大志戸林道で尾根に近づくと、ようやくで指導標を見つけることができました。 このあたりの様子は、手元の古いガイド本とはずいぶん様子が変わっているようでした。 この尾根、大天狗山までは南面が植林されたばかり、といった様子なので、富士山も南アも遠望が利き、楽しく歩くことができました。 古部山からの稜線は、急なアップダウンの小さなコブが続きます。十個くらいあったかな。 どのコブも灌木がうるさくて、樹間を透かして見るだけ、なので足が進みません。 後半は何箇所か倒木もあり、傾斜の途中で避けるのに苦労する箇所もあり、なんかあまり気乗りのしない尾根路でした。 広葉樹ばかりだったから、新緑の頃なら楽しいかもしれませんね。 |
制作:加藤 輝男 2020年2月20日
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