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雪の路を、美しの森から天女山へ
2020年1月5日(日)
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 この休みは風があるものの比較的穏やかな天候が続いていました。 休みの最終日の5日、青春18切符でどこへ行こうか、と考えて、やはり富士山の展望が期待できる、美しの森に決定!。 以前一度歩いたことがありますが、雪になったらどんな眺めになっているのか、大いに興味があります。 小海線の電車は本数が少ないため、またまた中央本線下りの始発電車に乗るハメになりました。

 清里(0815)→美しの森(0910-15)→羽衣池(0940)→川俣川東沢(1005)→八ヶ岳牧場(1040-50)→天女山(1120)→甲斐大泉(1205)
 朝一番の電車に乗ったので、甲府を過ぎたあたりで陽の出を迎えます。 車窓から薄紅に染まった鳳凰三山や甲斐駒ヶ岳の眺めに浸っていました。
薄紅の鳳凰三山 薄紅の甲斐駒ヶ岳 端正な八ヶ岳
 清里で電車を降りると、一面の銀世界!。 足跡をつけながら、車道の脇を美しの森へ向かいます。 美しの森の向うには雪の赤岳が、振り返ると大きな富士山が迎えてくれました。
車道を美しの森へ 正面上方には主峰赤岳 正面上方には主峰赤岳 振り返ると富士山
 少しの登りで羽衣ノ池を分けて、小尾根を乗り越えると、川俣川東沢への下りになります。 沢を越えて登り返すと、広い草地の八ヶ岳牧場に。 雪は薄いけれど一面の銀世界、広々とした展望で、前も後も山々の眺めを堪能していました。
雪の羽衣ノ池 笹の間をぬって進む 甲斐駒ヶ岳?遠望 川俣川東俣を渡る
主峰赤岳(左)と牛首山 パノラマ(1)男山、御座山、飯盛山 パノラマ(2)金峰山(左)、茅ヶ岳、富士山 パノラマ(3)富士山
金峰山遠望 富士山遠望 赤岳(左)と牛首山? 甲斐駒ヶ岳遠望、左手には北岳
八ヶ岳主稜の眺め 川俣川西俣を越す
 雪の斜面を降って西沢を越え、登り返すと天女山に到着しました。 再び富士山の展望を楽しんだ後は、甲斐大泉に急ぎます。
富士山の展望、天女山から 三ツ頭の方向を振り返り見る
 12時過ぎの電車にどうにか間にあって、乗車した小海線の電車を小淵沢で乗り換え、中央本線を八王子へ。 正月休みの最後の日でもあり、大きな荷物を抱えた帰省客で少しだけ混雑していました。
 
 青春18切符の最後の1枚を使って訪れた、美しの森から天女山への遊歩道。 期待以上に山々の大展望が広がっていました。 奥秩父、富士山、南アルプス、さらに背後には八ヶ岳!。 雪があるのとないのとでは大違いですね。 陽の出の展望を見るために、ぜひ再訪してみたくなりました。
 昨夜少しだけ降った雪のおかげで、数mmとは言え、全てが一面の銀世界!。 歩いた人もなく、新雪に靴跡をつけながら歩くのも楽しいものです。

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制作:加藤 輝男 2020年1月13日
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